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仕事の中に小さな喜びを見つける

先日、毎日事務所の清掃をしてくれている方と話をしました。この方は、いつもにこにこしていて、誰も見ていなくても手を抜くことなく丁寧に清掃してくれます。そんな彼女が、「私は、例えば4袋あるゴミをうまく詰めて3袋に入れられると、とっても嬉しくなるんです」と言うのです。「なぜですか?」と聞き返すと、「ゴミの引き取り代金は嵩で決められているから量が少ないと安くなるし、ゴミ袋も節約できるし、いいことばかりだからです」と楽しそうに答えてくれました。これを聞いて、僕は頭が下がる思いでした。詰め替えせずにそのまま捨てても誰からも咎められることはありませんし、逆に、4袋を3袋にしたところで誰も気づかず褒められないのに、わざわざ自分が大変になる こまめな詰め替え作業を自ら進んで行っていたのです。感謝の意を伝えると、今度は、「そんなことを言っていただいて恐縮です。私が役に立てるのはこんなことくらいで、立派なお仕事をされている方から見たら笑われるかもしれませんが、小さな喜びを見つけながら毎日楽しくお仕事させていただいて、本当にありがたいです。いつもありがとうございます」と逆にお礼を言われてしまいました。僕は、これまで、どんな仕事の中にもやりがいは見つけられると思い、メンバーにもそう言ってきましたが、恥ずかしながら、そう言ってきた自分が、改めてそのことに気づかされた出来事でした。何げない会話の中で、チームのメンバーに、「自分達にとって仕事の喜びって何だろう?」って問いかけてみるだけでも、チームの雰囲気が少しずつ変わっていくかもしれません。最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新
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心理的安全性

Googleの研究によると、「成功するチームの共通法則」が5つあるそうです。①心理的安全性、②相互信頼、③構造の明瞭性、④仕事の意味付け、⑤影響力。①忌憚のない意見を、恐れず自由に発言できる。②チーム内で相互に信頼関係ができている。③目標・分担・計画が明確に提示されている。④役割の本質的な意味を自覚している。⑤成果が社会に対して良い影響を与えていると確信している。この中で、特に①と②は強い因果関係がありそうです。つまり、信頼があるから心理的に安心する→安心できるから本音を語れる→さらに信頼が高まる→・・・。 今回は「心理的安全性」にフォーカスしたいと思います。例えば、会議で「流れに逆行する意見」を自分が持っている時に、言えるか言えないか。これを左右するのが「心理的安全性」です。決して緊張感のないヌルいチームがよいわけではありません。カッコよく言うと「建設的かつクリティカル(批判的)な意見を、躊躇なく発信できるか」。この逆は、「いいね、いいね」の全員賛成(衝突回避)や、集団同調圧力などの「見た目だけ一致団結」。本音を恐れず発言でき、適切な緊張感の中で発想が広がる、それがよいチームだと思います。 心理的安全性が不足すると3つの不安が高まります。それは、無知、無能、否定、です。順に「知らない、わからないと思われる不安」、「失敗したらいけないと思う不安」、「積極性がない、変革に抵抗していると思われる不安」。こうなるとますます心理的安全性が低下する。じゃあどうしたらいいの? それは、リーダーが手本を見せるしかありません。「本音で語ろうぜ!」と、ただ声を大にしてもダメ。リーダーが自ら恐れず
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【新堀武司】“頼られる”より、“頼りすぎられない”フリーランスでいたい理由

独立してしばらく経った頃、クライアントから「新堀さんがいないと進まない」と言われたことがある。率直に言って嬉しかった。信頼されている証拠だと思った。けれど同時に、妙な違和感があった。私はいつの間にか、プロジェクトを“回す人”ではなく、“支える人”になっていたのだ。それからというもの、私は「頼られる」よりも「頼りすぎられない」存在でいることを意識するようになった。メガバンク時代、システムは常に「属人化」と戦っていた。特定の人しか分からない仕組みはリスクだ。誰が休んでも止まらないように、仕組みとドキュメントを整える。それが組織の強さだった。でも人間は矛盾している。誰かに頼られたいし、頼られることで価値を感じる。フリーランスになると、その感情はもっと顕著になる。プロジェクトに深く入り込むほど、「自分がいなきゃ」という錯覚が生まれる。けれど、それが長期的にはチームの弱さにつながると気づいた。外資系コンサルにいた頃、上司から言われた言葉がある。「あなたの価値は、自分がいなくてもクライアントが自走できる仕組みを残すことだ」。そのときは実感が湧かなかった。だが今になって、その意味がよく分かる。真のプロフェッショナルとは、自分の存在を必要最小限にする人だ。フリーランスという働き方は、一見“自分中心”に見えるが、実は「自分をどう薄めていくか」という戦いでもある。私は最近、プロジェクトに入るときに必ず最初に聞く。「この仕事のゴールは、私がいなくても回る状態になることですが、それで良いですか?」と。最初は驚かれることもある。でも説明すると、ほとんどのクライアントが納得してくれる。なぜなら、私の役割は
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