人が成長する国にこそ未来がある
日本の文化は豊かです。おそらく世界一でしょう。しかし日本人の生活はどうでしょうか。文化が豊かになればなるほど豊かになっていったでしょうか。今は文化の豊かさと生活の豊かさは比例しません。誰もがその文化の担い手であればいいのでしょうが、そうでない人は豊かさを享受できないのです。当然のことですが、中には文化と生活の豊かさを混同する人が今だにいます。35年くらい前までは日本も豊かでしたが、その豊かさも昭和と共に終わりました。40年前はまだ出生率が2くらいはあったのですが、徐々に増えなくなっていきます。歯止めがかかったのはバブル前でしょう。その後バブルも弾け、経済成長も止まりました。しかし平成になっても文化は成長していきました。令和になっても同じです。この国は文化以外に何も成長がないのです。どんなにノーベル賞受賞者が増えてもマンガやアニメやゲームがヒットしても暮らしは良くならず、文化しか成長の余地がない国になってしまいました。それ以外で豊かになることが非常に難しい時代になったのです。もはやどこを探しても豊かになれそうな仕事はなく、誰もがノベルピアに投稿する時代になるのかもしれず、アメリカでバイトしたり、ベトナムに移住したり、タイに永住する時代になるのかもしれません。成長のない国で豊かになるなら担い手になるしかないし、英語圏ではないのも痛いです。日本語が生かせるのはせいぜいベトナムくらいでしょう。治安が急速に悪化しているのは物価や光熱費の高騰だけではなく、羞恥やモラルのなさ、生き方がずれた人や幼稚な人が多いのも要因です。万が一豊かになれたとしても治安がどんどん悪化していくので長居は危険です
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