クロスセルとアップセル

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ビジネス・マーケティング
クロスセル

クロスセルとは、売り上げをアップするための手法の一つで、別の商品を合わせて買ってもらい顧客単価を上げることです。

新規顧客の獲得は業種を問わず大変難しい状況になっており、既存顧客からの売り上げが重要性を増しています。

パソコンを買うときに、より快適に使うためにゲーミングマウスも買いませんか?

と言われ、それもそうだなとついついプラスの出費をすることがありますよね。

あれのことです。




アップセル

アップセルとは、顧客の単価を向上させるための営業手法の一つで、現在ある商品を検討している顧客や以前商品を購入した顧客に対しより高額な上位モデルに乗り換えてもらうことです。

たとえば、10万円のパソコンを買ってくれたユーザーに、そろそろもっと高機能な最新型のパソコンに買い換えはいかがですか?

と言われ、ふらふらっとその気になって15万円のパソコンを購入することがありますよね。

あれのことです。

年会費無料のクレジットカードから、ゴールドカードに変更してもらうこととかもアップセルにあたります。



せっかくお客様になっていただいたのですからその後もいろいろ購入につなげるアクションをしていくことで継続的な売上が見込めます。

これはきちんと関係が出来ていなければいけないので購入してくれたらはいおしまいと考えていると後々後悔することになります。

気に入ってくれたお客様はその後も良質のリピーターとなり、知り合いを紹介してくれたりもするのでプラス面が大きいからです。



例えばebay輸出販売を行っている仲間の一人が、はじめは買ってくれたお客様に何もアクションをせず売りきりでいました。

ebayもお客様との直接取引を禁止していますので、当たり前かと思います。

しかし、買ってくれてありがとう。

また私達のショップに来てください

とか、手紙を添えるようになったことで同じお客様が買いに来てくれたり知り合いも来てくれて相乗効果を見せているそうです。


たまたまメッセージに自分のネットショップの名前を入れていたところ、そちらにも来てくれて相乗効果を見せているという話でした。


それから結婚アドバイザーをしている知り合いは、競合するライバルとの関係に悩んでいたそうですが、同じコンサルを受けていたエステのアドバイザーとコラボして互いにプラスアルファの状態に持って行き、知り合いの輪が広がっているということでした。

どちらも興味を持つ人たちに上限はありませんから、いつまでもビジネスを続けられますよね。


こうして考えるとビジネスを展開するときに売切りほどもったいないことはありませんね。


プラスアルファが見込めることを意識してクロスセル、アップセルをしていきましょう。


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