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完全に権威を失ったランキング番組や賞レース

テレビのいかさまの話をもう少し続けます。まず、いわゆるランキング番組。たとえば、昔、かなり人気があった「TBS歌謡曲ベストテン」ですが、この番組に限らず、ランキング番組では順位決定方式について公正を謳っています。しかし、実際には番組やテレビ局のさまざまな都合で決められています。端的にいうと、視聴率を上げるためや、芸能事務所やレコード会社への忖度ですね。まったく流行ってないのに、売れてる感を出すためにランクインさせるわけです。出演するのはいつも同じような顔ぶればかりで、それが実際のレコード(昔の話です)の販売実績とは全然関係ないなんてことが当たり前でした。最近はこうしたランキング番組はあまり見ないようですが、やはり飽きられたんでしょうね。次にいかさまが顕著なのは賞レースです。さまざまな賞がありますが、たとえばレコード大賞。私が若いころはこの賞も権威があり、どの歌手が受賞するか興味しんしんでテレビを見ていました。しかし、最近では誰が獲ったのかなんて誰も知らないし、気にもしません。しかも受賞するのはろくに聞いたことがないような曲ばかり。そういえば、あるユニットの所属する音楽会社がレコード大賞を1億円で買ったというスキャンダルが話題になりましたね。当初、ファンを中心にそんなことあるわけがないと否定する傾向が強かったのですが、レコード大賞の最高責任者 日本作曲家協会会長の叶弦大氏が、「業界関係者の皆様、歌謡曲ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」と公式に謝罪しています。こうした買収疑惑は昔からささやかれていたんですが、確定されてしまったわけです。しかし、上に書いたようにレコード大賞なんて
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【レコード大賞新人賞歌手の前でかいた恥】

 人は、危機に直面したり、痛みや葛藤を  感じると、自分を守るための防衛反応が  働く。これを「防衛機制」というのだが、  13の「防衛機制」の中から第7回目の  今日は「打ち消し」の話をしたいと思う。 ────────────────────  「打ち消し」とは、「過去の思考・行為  に伴う罪悪感や恥辱の感情を、それとは  正反対の意味を持つ思考や行動によって  無かったことにしようとする無意識的な  心の働き」。浮気をした罪悪感から妻の  機嫌をとる、などというのは正にそれだ。 ────────────────────  悪いことをしたり恥をかいたりした後は、  反省の態度を見せたり、しおらしくして  みせたり、名誉挽回・汚名返上の機会を  虎視眈々と窺ったりすることがあるかと  思えば、「自分は悪くない。恥ずかしい  ことなどしていない。それより、あっち  の方こそ○○ではないか」という視点に  立ち、罪悪感や恥辱の感情を持つまいと  することもあると思う。私は自己否定を  避けるため、どちらかと言えば後者の方。 ────────────────────  二年ほど前、とある有名歌手のライブに  行った時のこと。毎回、CD購入の特典  として開催されている握手会に私も参加  したのだが、握手だけで済ませておけば  いいものを、ご本人の心に爪痕を残そう  などと欲をかいたばかりに自信を持って  目の前で唄った歌声が上ずって、見事に  スベッた。おかげで、周囲に失笑が湧き、  ご本人から「一緒に唄ってやろうかしら」  「寅さんみたい」などと言われる始末で、  すっかり大恥をか
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