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緊張して、ガチガチになり、 肩に力が入ってしまうと 声がかすれたりして うまく発声できない。 そして いつも通りにできない自分に戸惑い 余計に焦ってしまう悪循環に陥る。 そうした状態では 運氣も滞り実力を出し切ることは難しい。 ◆なぜ、力んでしまうのか「馬鹿にされたくない」 「きちんとしなくては」と心配になる。 そんな自分を必要以上に よく見せようと考えることで、 本来の力を出しきることが難しくなる。 ストレスや寒さといった環境の影響で 自律神経のバランスが乱れて、 切り替えがうまくいかないことも大きい。 緊張が続いたり寒い状態だと 体に力を入れ続けることになる。 焦りや不安な気持ちを感じると わたしたちの本能は 生き延びるために準備をする。 原始時代 獣などに襲われた時 すぐに対応できるために 臨戦態勢を整える必要があった。 しかし、今の平和な時代では そうした過剰な反応はもういらない 。あなたは こうした緊張状態にいつづけると 良い運氣を逃してしまいかねない。 ◆「力んでるな」というとき：その1一度、肩を耳につけるくらい ぐっと引き上げ5つ数える。 そして、 天井や空を見るように 視線を上に向けながら 「ふーーー」と 息を勢いよくはき出す。 同時に、一気に力を抜いて 肩をストンと落とす。 一度力を入れることで、 かえって力が抜けやすくなり 自然な感じへリラックスできる。 「そんな動きがあるものでは、 他人がいるところではできません！」 というあなたには…… ◆「力んでるな」というとき：その2呼吸が浅く、不安を感じる場合 おなかや、足の裏を意識し 「ふー」と細く息をはきだす