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住宅・建物の最適な断熱材について。熱伝導率や厚みの関係

1. **熱還流率**:熱還流率は断熱材の性能を示す指標の一つであり、特に日本の住宅において重要な指標となっています。熱還流率は、外部からの熱が断熱材を通過した後にどれだけ元の方向に反射するかを示す値で、この値が高いほど断熱性能が高いと言えます。熱還流率は、どれだけ壁として断熱性能が優秀かを表していると考えて下さい。熱還流率は壁としての性能値となります。熱還流率=熱伝導率×厚み として表されます。ここで一番重要なのは、熱還流率=熱伝導率×厚みですので、どれだけ高性能な断熱材を用いても、薄ければ熱還流率としては性能は低いのです。良く散見するケースでは、高性能なウレタン系ボード断熱材を用いているが、断熱材が薄いので、壁としての熱還流率は低く性能の低い家になってしまうのです。2. **熱伝導率**:熱伝導率は、断熱材の熱を伝える能力を示す値です。この値が小さいほど、断熱性能が高いと言えます。一般的に、熱伝導率は「λ」という単位で示され、数値が小さいほど熱を伝えにくい材料となります。簡単に言うと熱伝導率は素材としての性能値の事を言います。1熱還流率で述べた通り、熱還流率=熱伝導率×厚み ですので、それほど高性能な断熱材でなくとも、厚みを増やせば壁としては優秀な性能となります。コスパの良い断熱材を選ぶのはそういう事になります。3. **断熱材の厚みとその関係**:断熱性能は、断熱材の厚みにも影響されます。厚みが増えると、熱の伝達が難しくなり、断熱性が向上します。しかし、無闇に厚みを増やすと、建物のコストやスペースの問題が出てきますので、最適な厚みを選ぶことが重要です。住宅を建てる際には、
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CO2排出量80%削減のために政府が推進するZEH、大手ハウスメーカーの供給実績50%の一方、依然低い中小工務店の供給実績

ざっくりと要約 ・政府は2050年までにco2排出量の80%削減を目指してる ・そのためには住宅のZEH化が不可欠 ・現在、ハウスメーカーの新築住宅の50%がZEH化しているが、中小工務店の供給実績は増えていない ・ZEG-MのモデルケースとしてZEM湯里の紹介 最近は、ZEH-Mを謳ったマンションの販売も一般化しております。 家庭部門のエネルギー消費量の上昇傾向を踏まえると、戸建て、マンションにおいてもZEH化していくことが必要不可欠です。 既存の住宅においても、グレードアップ工事としてZEH化工事の改修計画を盛り込んでいくことが必要と考えます。 #ZEH #ZEH-M #ハウスメーカー #中小工務店 #ZEH推進協議会 #エネルギー基本計画 #グラスウール #エコキュート #エネファーム #HEMS #LED
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