「R―1グランプリ2023」は「ヤラセ」「出来レース」だったのか
SNSでは「R―1グランプリ2023」は「ヤラセ」「出来レース」だったのかと騒ぎになっています。「R-1グランプリ」のことはご存じだと思いますが、念のために説明すると吉本興業が主催するピン芸コンクールですね。また、これはあまり知られていないようですが、「R」は本来落語を意味しています。第1回大会(2002年)当時は座布団の上で漫談を披露することが決まりでした。ただし、その後ルールは改正されましたし、さらに、落語家が決勝まで進出したのは、第1回と第13回だけのようです。それはいいとして、上に書いた「ヤラセ」「出来レース」の声の原因になった不具合ですが、ファーストステージで1番手として登場したYes!アキトに対して、審査員5人がそれぞれ採点し合計点は「456点」で、司会者の背後の大きなモニターの「1位」の欄に表示されるはずでした。しかしその前に「田津原理音 470点」の文字が一瞬、モニターに表示されたのです。田津原理音の出番はファーストステージの7番目で、この時点では点数は付いていないはずです。また、今回の「R―1グランプリ2023」では、3番手でネタを披露したラパルフェ都留拓也の点数でも誤表示がありました。審査員5人の合計は451点でしたが、モニターには一時「450点」と表示され、その後修正。SNSでは「運営側のミスか」「放送事故?」と話題になり、番組を制作するフジテレビ系のカンテレは「現在、原因を調査中です」と回答しています。しかし、この採点をめぐる放送事故を見て、「R―1グランプリ2023」は「ヤラセ」「出来レース」だする声が上げられているわけです。これに対して、以前、「R―
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