アファメーションの効果がちゃんと出てるな、と実感できて、一番うれしかったこと、
それは、子供がテニスの大会で優勝したことです。
このことがアファメーションの効果を確信するきっかけとなりました。
アファメーションを始めるきっかけ
わたしは普段、テニスのコーチもしております。
もちろん、自分の子供にも教えています。
わたしがテニスが好きなこともあって、わたしも子供たちも休みがあれば練習していますし、話題も学校よりもテニスのことの方が多いです。
今はコロナで県外に出れませんが、県内の大会は毎回出場させていました。
これまでの最高成績は県大会で2位。
県内で2位ってスゴイことだと我ながら思います。
だけど、毎回2位なんです。それも1位の子との実力は僅差。
マッチポイントまで追い詰めて逆転されたことも何度かありました。
2位でこういう状況って一番悔しいです。
「もっとあのときこんなアドバイスをしておけば。。。」
と何度も後悔してしまいます。
1度でいいから優勝させたい!
いつしかそれは執念のようになっていました。
そこで、わたしはアファメーションの力を使ってみることにしました。
本来、アファメーションは自分以外のことで、ましてや勝負ごとで使うのはあまり向いていないと思っていました。
それでも勝たせたい!という強い想いから、アファメーションにすがることにしたのです。
アファメーション開始
目指す県大会のおよそ3か月前からアファメーションを始めました。
最初は言葉に出して「優勝、優勝、優勝。。。」ととにかく時間が空いたらつぶやいていました。これは単語アファメーションという方法です。
本来は「子供が県大会で優勝できるように導けた」
というのがちゃんとしたアファメーションですが、優勝に対してまだ少し抵抗を感じていましたので、単語のみにしました。
イメージを付けていく
次にしたことは紙に大きくトーナメント表を書いて、優勝した結果を先に書きだしました。
それを目につく場所に張り付けます。
更にレプリカの優勝カップを机の前に飾り、アファメーションのときにそれを持ちながらやりました。イメージは子供たちが優勝し、表彰されているときに観客席からカメラを持っている自分のイメージです。
仕事の合間、運転中、お風呂の中、スキマ時間を見つけては毎日アファメーションを繰り返しました。
子供にもイメージさせる
いくらアファメーションをしても試合をするのは子供です。
ですので、少しでも実感してもらいたくて、子供たちにも優勝カップを持たせたり、トーナメント結果を見せたりしてイメージをしてもらいました。
アファメーションを肉付けしていく
2か月を過ぎたあたりからイメージや感情が少しずつリアルに感じられるようになりました。
そこで、「子供が県大会で優勝できるように導けた、もう最高!」というアファメーション!に切り替えます。
言葉はしっくりくるまで何度か変えていきました。
それでも勝てなかった。。。
そしていよいよ県大会の日、あれだけアファメーションをしたのだから大丈夫、という気持ちになっていました。
子供も順調に勝ち上がり、いよいよ決勝まであがます。
ナンバーワンの子と対戦。。。
ところが僅差どころか、あっけなく負けてしまいました。
その時は子供も悔し泣き、わたしもかなり落ち込みました。
アファメーションなんてムダだった。。。こんなことしてるなら練習メニューや対策をしっかりやれば良かったと悔みました。
それからしばらく、落ち込んで立ち直れなかったのを覚えています。
次に大会も控えていましたが、そのときはもはや「優勝できるよ!」と声をかけることもできず、「悔いのないように頑張ろう」と声をかけたのが精いっぱいだったのを覚えています。
手放すと上手くいく
そして次の大会、期待は全くしていませんでした。
前日もあまり調子が上がらずに、この調子だと、一回戦で負けてしまうかも、と思っていたくらいです。
ところがこの日、子供の調子が今までないくらい絶好調!
わたしも「なんでこんな調子いいんだろう?」と首をかしげるくらいでした。
そして、なんと、ナンバーワンを倒して優勝したのです。
それだけではなく、下の子達もそれぞれの部門で優勝!
結果的に我が家には優勝トロフィーが3つ並ぶことになりました。
この時の光景はわたしがイメージしたもの以上になりました。
アファメーションで大事なこと
このことがあってから、わたしは絶対的にアファメーションの効果を信頼できるようになりました。もうどんなことでも本気でアファメーションさえできれいれば何とかなる、とまで思っています。
この確信は信念になりますので、ますます効果が現れやすくなりますし、今は違うことでアファメーションを使っています。アファメーションで願いが叶えば叶うほど、アファメーションの効果はあがっていきます。
そして、今回学んだことは、アファメーションについては一度、執着を手放すことがいいかもしれないということです。
願望なので期待はしてしまうのは仕方ないにしろ、何がなんでも、という執着を手放そうを思うことが結果的に上手くいったのかもしれない、と思います。
琥珀流