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“周りだけ先に進んでいる気がする”あなたへ。心理学が教える“人生の遅れ”への焦りのほどき方

人の近況を知るたび、自分だけ止まっている気がする友人が転職した。同僚が昇進した。知人が結婚したり、新しいことを始めたりしている。そんな話を聞くと、祝福したい気持ちはあるのに、心のどこかがざわつくことがあります。「それに比べて自分は何をしているんだろう」と考え始める。昨日までは普通に過ごしていたはずなのに、急に自分の人生だけが遅れているように感じる。でも、人の前進が見えたからといって、あなたが後退したわけではありません。人は、自分の現在と相手の“見える部分”を比べてしまう臨床心理学では、人は周囲との比較を通して、自分の状態を確かめることがあると考えます。ただ、比較するときに見えているのは、相手の人生のごく一部分です。転職したことは見えても、そこに至るまでの迷いは見えない。楽しそうな生活は見えても、その人の不安までは分かりません。一方、自分については、失敗も迷いも停滞も全部知っています。そのため、「相手の結果」と「自分の途中経過」を比べて、自分だけ遅れているように感じることがあります。「どこまで進んだ?」より「今、何が必要?」と考える焦りが出てきたら、「自分も早く何かしなければ」と動く前に、今の自分に必要なものを考えてみてください。休むことかもしれません。仕事を続けながら少し考える時間かもしれません。誰かに相談しながら、自分が本当は何を望んでいるのか整理することかもしれません。人生には、外から見て分かりやすく進む時期と、内側で考えを深める時期があります。立ち止まっているように見える時間にも、その人なりの意味があるのです。焦りの中には、“本当はどう生きたい?”が隠れている誰かを見て焦
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