絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのブログから「#宮島未奈」タグの検索結果

2 件中 1 - 2 件表示
カバー画像

本棚から、心に残った一冊 第8話『成瀬は信じた道をいく』

第8話は、宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』を選びました。前作の『成瀬は天下を取りにいく』では、かなりの個性的な成瀬の行動そのものが中心に描かれていましたが、今回の続編の『成瀬は信じた道をいく』では、成瀬本人の行動だけではなく、成瀬と関わる人たちの心の動きが、より印象に描かれていたように感じました。主人公の成瀬は、誰かに何かを教えようとしているわけではありません。背中を押そうとしているわけでもありません。ただ、自分の信じた道を、いつものように進んでいるだけ。でもその姿を近くで見ている人たちが、少しずつ変わっていきます。本当はやってみたかったこと。ずっと心の中にあった迷い。自分でも気づいていなかった願い。そういうものが、成瀬と関わることで、少しずつ動き出していく。そこが、この続編のとても好きなところでした。人は、誰かに強く言われたから変わるとは限りません。「こうした方がいいよ」と言われても、心が動かないこともあります。でも、目の前に自分の道を楽しそうに歩いている人がいると、ふと自分のことを考えることがあります。私も、本当はどうしたいんだろう。このままでいいのかな。少しだけ動いてみてもいいのかな。そんなふうに、誰かの生き方が、自然に自分の背中を押してくれることがあります。『成瀬は信じた道をいく』は、成瀬らしさはそのままに、まわりの人たちの人生にも光が当たる物語でした。成瀬が大きく変わるというより、成瀬のそばにいる人たちが、それぞれの場所で少しずつ前に進んでいく。その感じが、とてもあたたかく心に残りました。読み終わったあと、「そのうちやれたらいいなー」って思っていたことを、「早速
0
カバー画像

本棚から、心に残った一冊 第7話『成瀬は天下を取りにいく』

第7話は、宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』を選びました。『成瀬は天下を取りにいく』は、自分のやりたいことにまっすぐ進む主人公成瀬あかりの物語です。人と少し違っていても、自分らしくいていいと思わせてくれる、明るく元気をもらえる一冊です。この本を読んだ時、私は「自分らしくいること」について考えました。主人公の成瀬は、とてもまっすぐで、少し不思議で、自分の世界をちゃんと持っている女の子です。人に合わせすぎない。周りの目を気にしすぎない。やりたいと思ったことを、自分のペースでやっていく。そんな成瀬の姿を読んでいると、少しうらやましくなるくらいでした。私たちは日々の中で、つい人の目を気にしてしまうことがあります。変に思われたらどうしよう。浮いてしまったらどうしよう。失敗したら恥ずかしいな。そんなふうに考えて、本当はやってみたいことを、諦めてしまうこともあります。でも成瀬は、自分の「やってみたい」に正直です。それがすごくかっこよくて、読んでいて何度も元気をもらいました。この本の好きなところは、成瀬が誰かに認められるために頑張っているわけではないところです。自分が面白いと思うこと。自分が決めたこと。自分がやってみたいこと。そこに向かって、まっすぐ進んでいく。その姿が、とても気持ちよくて、読んでいるこちらまで少し前向きになります。人と違うことは、悪いことではないんですよね。少し変わっているところも。自分だけの好きなものがあることも。誰かと同じ速さで進めないことも。全部、その人の個性、その人のらしさなのだと思います。『成瀬は天下を取りにいく』は、「そのままの自分で進んでいいよ」と明るく背
0
2 件中 1 - 2