心をともす灯りとして-熊本の震災によせて
熊本で、大きな震災が起きました。突然の揺れに驚き、言葉にならない不安を抱えていらっしゃる方も多いことと思います。 どうか、まずは一呼吸。少しだけ冷静になってみてください。いま私たちにできることは、目の前にある一つひとつのことに、静かに向き合うことです。 そっと目を閉じて、意識を自分の内側へと向け、深く息を吸って、深く吐き出してみましょう。 不安が胸を締め付けるときこそ、未来の心配ではなく「いま、ここ」に集中する。そして、体を休め、明日のための体力を少しでも蓄えておくことが大切です。 何よりも、安全を優先してください。傷ついた建物や、危険を感じる場所には決して近づかないでくださいね。 張り詰めた緊張のなかにいると、喉の渇きすら忘れてしまうことがあります。意識して水分を補給することを、どうか心がけてください。 いま沸き起こっている不安や激しい動悸は、心が危機を乗り越えようとしている「正常な反応」です。 急に元気が出たり、逆に何も感じなくなってしまったりすることもありますが、それも決して異常ではありません。数日後に、ふっと燃え尽きたような疲労感(バーンアウト)に襲われるのも、心が必死に耐えてきた証拠です。 心を守るために、押し寄せる情報とは少し距離を置きましょう。テレビやSNSで震災のライブ映像を繰り返し見るのは、心をすり減らしてしまいます。根拠のないデマに惑わされないよう、少し目を休ませてあげてください。 それは、子どもたちも同じです。夜泣きが増えたり、おねしょをしてしまったりするのも、怖い思いをした心のごく自然な拒絶反応です。責めずに、ただ寄り添ってあげてください。 そして、持
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