【BMI19.8→13.7】12歳で拒食症になった私が、1825日の闘いの末に「おいしい」を取り戻すまで
「全然細くない……」鏡に映る自分の姿を見て、私は本気でそう思っていました。周りから見たら頬はこけて、肩や背中の骨がゴツゴツと浮き出ている。 それなのに、頭の中の私は「まだ太い、もっと痩せなきゃ」って叫び続けているんです。いま、もしあなたが「食べるのが怖い」って毎晩ひとりで泣いているなら。 あるいは、大切な大切なお子さんがご飯を食べられずに苦しむ姿を、胸を締め付けられる思いで見守っているなら――。どうか、少しだけ私のセカイの話を聞いてください。 これは、一人の女の子が「痩せたい」と願った小さなきっかけから、命のギリギリまで追い詰められ、そして「おいしい」を心から取り戻すまでの、5年間の不器用な物語です。読み終わる頃には、あなたの心に、小さくて温かいあかりが灯りますように。1. 始まりは、ある女の子への小さなジェラシーだったそれは、私が小学6年生のときのことです。 私の視界にはいつも一人の女の子がいました。名前はMさん。 私と同じ165センチの身長なのに、モデルを目指している彼女の足はすらりと長くて、ウエストも本当に細かった。その横に立つたびに、私の心の中で、冷たい声が聞こえるようになりました。 「私は太ってる」「私には価値がないんだ」って。Mさんの可愛い笑顔を見るたびに、自分の胸の奥がチクッと痛む。 「細さこそが、すべてなんだ」 そう思い込んだ私は、誰にも言わずに、静かにダイエットの扉を開けてしまったんです。最初は本当に健康的に痩せるつもりだった。 テレビで見かけた、食事の前に野菜を食べる「ベジファースト」から始めました。夜ご飯前のお菓子をやめて、体重計の数字がひとつ減るたびに、
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