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夏休みの復習は教材を買わなくていい|1学期のテスト活用法

夏休みが始まりました。書店には、色とりどりの夏期講習教材や問題集が並んでいます。今日はその前に、ぜひお伝えしたいことがあります。夏休みの教材は、新しく買う必要はありません。最高の問題集は、もうご家庭にあります。1学期のテストです。最高の問題集は、すでに家にある1学期に受けたテストの束を、引き出しから出してみてください。あれこそが、その子のためだけに作られた、世界に一冊の問題集です。市販のドリルは、不特定多数の子ども向けに作られています。よくある間違いを広く網羅していますが、目の前のその子が実際にどこでつまずいたかまでは、教えてくれません。目の前の一人のために作られた教材は、市場には存在しません。だからこそ、家庭の中にある答案を活かす価値があるのです。引き出しにしまい込んだままのテストが、実は夏いちばんの教材だった。そう気づくだけで、教材選びの悩みがひとつ消えます。一般向けに作られた教材の限界は、まさにここにあります。一方、1学期のテストに並んだバツは、正真正銘、その子だけのつまずきの記録です。これほど的を絞った教材は、どこを探しても手に入りません。書店に並ぶ夏期講習用のドリルは、確かに魅力的に見えます。ですが、そこに載っている問題は、目の前のお子さんのために作られたものではありません。1学期の答案の方が、何倍も正確な処方箋になっています。やることは、間違えた問題の解き直しだけ夏休みにやることは、シンプルです。1学期のテストを引っぱり出し、間違えた問題だけを、もう一度解く。それだけです。シンプルであることは、続けやすさに直結します。複雑な計画は、最初の数日で息切れしがちですが、「
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テストの間違いは3種類|点数より「間違いの種類」を見る方法

テストが返ってきた日、多くのご家庭で見るのは、右上の点数だと思います。今日は、その見方を変えるご提案です。二十年テストを作り、採点し、返し続けてきた側から言うと、テストで本当に見るべきものは、点数ではありません。間違えた問題の「種類」です。同じ70点でも、中身はまったく違うたとえば同じ算数の70点でも、中身は子どもによってまるで違います。計算の手順はわかっているのに書き間違えて落とした70点。そもそも単元の意味がわかっていない70点。わかっているのに時間が足りなくて最後まで解けなかった70点。点数だけを見ていると、この三人に同じ言葉をかけることになります。「もっと頑張りなさい」。けれど三人に必要な手当ては、全部違うのです。点数は結果の合計でしかなく、原因については何も教えてくれません。原因を教えてくれるのは、バツのついた問題の中身です。教員時代、面談で答案を一緒に見ると、保護者の方が一様に驚かれました。「同じ点数でも、こんなに意味が違うんですね」。教室では当たり前のこの見方が、家庭にはほとんど伝わっていない。それがこのシリーズを書く理由でもあります。間違いは、3種類に分けられる答案を前に、間違えた問題を三つに仕分けてみてください。一つ目は、惜しい間違い。計算の書き間違い、写し間違い、単位の書き忘れ。理解はできていて、手順で落としたものです。二つ目は、理解していない間違い。式の立て方から違う、白紙、見当違いの答え。単元そのものが入っていないものです。三つ目は、時間切れ。手つかずのまま残った問題です。この三つは原因が違うので、混ぜて扱ってはいけません。家庭でできること|種類ごとに、
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