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【笑えるエッセイ】天の川の向こう側-遠距離恋愛の悲劇のはずが……宇宙規模の高速ストーカー疑惑?

 もしも恋人と「一緒にいられる時間」を自由に選べるとしたら、宇宙が終わりを迎えるその瞬間まで、一秒も離れずに寄り添っていたいと願ってしまいます。 トイレに行く隙すら与えず、マグネットのようにぴたりとくっつき、息をするタイミングまでも合わせたいくらい(?)かもしれません。 しかし、現実はそう甘くありません。 四六時中、一緒にいれば、お互いの些細なクセが気になり、ちょっとしたことで衝突してしまうこともあるでしょう。 だからこそ、「永遠の愛」を育むためには「適度なガス抜き」が必要です。 ずっとべったりするのではなく、あえて少しだけ離れる時間を作る。そうすることで、「早く会いたいな」と恋しさがふくらんでいくのだと蒼俊は思います。 結局のところ、一般的な恋人が望む「一緒にいたい限界のライン」は、お互いの息が詰まらないギリギリまで、ということになります。 さて、七月七日といえば、織姫と彦星が年に一度だけ会える特別な日ですね。 この夜空を彩る二つの星は、「夏の大三角」として知られる、こと座の「ベガ」と、わし座の「アルタイル」であることはご存じの方も多いでしょう。 そんなロマンチックな七夕伝説ですが、実はちょっと面白い計算をしてみたいと思います。 伝説では年に一度の逢瀬(おうせ)とされていますが、星の世界のスケールは私たちの想像をはるかに超えています。 ベガやアルタイルといった恒星(こうせい)の寿命は数十億年から百億年とも言われています。 仮に二人の寿命を八十億年とすると、単純に彼らは一生のうちに八十億回も顔を合わせている計算になるのです。  では、この壮大な時間を、人間の寿命に置き換えてみま
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