【後編】うつは「優しさ」でできている-自分を整え、未来への準備をする時間
休職に入ったばかりの頃は、まず何よりも「脳を休める」ことが最優先です。心身のエネルギーが枯渇している状態では、脳の判断力や集中力がどうしても低下してしまいます。だからこそ、この時期はあれこれと悩みすぎたり、大きな決断を下したりするのは控えましょう。 一日中、布団の中で過ごす日があっても良いのです。 そうしてゆっくり休んでいるうちに、ただ寝るだけの日々に少し飽きてくるかもしれません。そんな心の余裕が少しずつ生まれてきたら、外の空気を吸いに「散歩」へ出かけてみましょう。 朝の心地よい光を浴びながら歩くことは、気分の安定にもつながると言われています。 日々の生活の中で、決して忘れてはいけないのが「お薬との付き合い方」です。 主治医の先生から処方されたお薬は、決められた通りにしっかりと飲むことが回復への近道です。 自己判断で飲む量を減らしたり、途中でやめてしまったりすると、かえって治るまでに長い時間がかかってしまうこともあります。 万が一、副作用のような症状が出たときも、自分で判断せずにまずは主治医に相談してください。 また、休養期間中はゲームや飲酒、不規則な生活パターンは避けるのが賢明です。 規則正しい生活を心がけることが、崩れてしまった自律神経や体内時計を整える土台となります。 体調が少しずつ上向いてきたら、いよいよ職場復帰に向けた準備を少しずつ始めていきます。休職期間中は、 傷病手当金 などの経済的な支援制度を活用しながら、産業医の先生や職場の担当者と復帰に向けたスケジュールを話し合っていきます。 復職の際には、これまでの働き方をそのまま繰り返さないための工夫が必要です。 仕事
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