両思いなのに苦しい恋、片思いなのに楽しい恋
同じ「好き」なのに、どうしてこんなに違うんだろうと思うことがあります。両思いになれたはずなのに苦しい恋。まだ想いを伝えていないのに、毎日が少し楽しくなる片思い。恋愛相談をしていると、そんな不思議な恋をたくさん見てきました。両思いになると、安心できると思っていた。でも実際は、「嫌われたくない」「この関係を壊したくない」という気持ちが大きくなり、連絡の頻度や言葉の温度、ちょっとした態度にまで心が揺れてしまうことがあります。一方で、片思いは苦しいこともあるけれど、会えただけで嬉しい、話せただけで幸せと、小さな出来事を素直に喜べる恋でもあります。この違いは、相手との距離ではなく、自分の心の置き方なのかもしれません。両思いになったから安心できるわけでもない。片思いだから苦しいとも限らない。恋を苦しくしているのは、「好き」という気持ちではなく、「失いたくない」という気持ちが大きくなりすぎた時なのかもしれません。好きだから不安になる日もあります。それは、とても自然なことです。でも、ときどき思い出してほしいのです。恋は、自分を見失うものではなく、自分を知っていくもの。相手の気持ちや行動ばかりを気にして、一喜一憂してしまうことはあります。でも、その時間を少しだけ自分にも向けてみてください。私はどんな時に嬉しいんだろう。どんな言葉に安心するんだろう。何が悲しくて、何が怖かったんだろう。恋をすると、相手ばかり見てしまいがちです。でも実は、恋は自分を知るきっかけもたくさんくれます。苦しい恋を経験したからこそ、自分が本当に大切にしたいものが見えてくることもあります。どんな関係でも、人と人だから、すれ違う
0