両思いなのに苦しい恋、片思いなのに楽しい恋

両思いなのに苦しい恋、片思いなのに楽しい恋

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コラム
同じ「好き」なのに、どうしてこんなに違うんだろうと思うことがあります。
両思いになれたはずなのに苦しい恋。
まだ想いを伝えていないのに、毎日が少し楽しくなる片思い。
恋愛相談をしていると、そんな不思議な恋をたくさん見てきました。

両思いになると、安心できると思っていた。
でも実際は、「嫌われたくない」「この関係を壊したくない」という気持ちが大きくなり、連絡の頻度や言葉の温度、ちょっとした態度にまで心が揺れてしまうことがあります。
一方で、片思いは苦しいこともあるけれど、会えただけで嬉しい、話せただけで幸せと、小さな出来事を素直に喜べる恋でもあります。
この違いは、相手との距離ではなく、自分の心の置き方なのかもしれません。
両思いになったから安心できるわけでもない。
片思いだから苦しいとも限らない。
恋を苦しくしているのは、「好き」という気持ちではなく、「失いたくない」という気持ちが大きくなりすぎた時なのかもしれません。

好きだから不安になる日もあります。
それは、とても自然なことです。
でも、ときどき思い出してほしいのです。
恋は、自分を見失うものではなく、自分を知っていくもの。
相手の気持ちや行動ばかりを気にして、一喜一憂してしまうことはあります。

でも、その時間を少しだけ自分にも向けてみてください。
私はどんな時に嬉しいんだろう。
どんな言葉に安心するんだろう。
何が悲しくて、何が怖かったんだろう。
恋をすると、相手ばかり見てしまいがちです。
でも実は、恋は自分を知るきっかけもたくさんくれます。
苦しい恋を経験したからこそ、自分が本当に大切にしたいものが見えてくることもあります。

どんな関係でも、人と人だから、すれ違う日もあれば、苦しくなる日もあります。
それをなくすことはできません。
だからこそ大切なのは、そんな自分まで否定しないこと。
不安になる自分も。
期待してしまう自分も。
好きだから苦しくなる自分も。
「そうか、私はこういう人なんだね。」
そんなふうに受け止められた時、恋は少しずつ苦しいものから、自分を育ててくれるものへと変わっていきます。

そして不思議なことに、自分らしく笑っている人の周りには、人が集まります。
恋も、人間関係も同じです。
自分を大切にできる人の笑顔は、それだけで誰かを安心させる力があります。
恋を通して相手を知ることも大切。
でも、それ以上に、自分を知っていくことも忘れないでください。
その積み重ねが、きっとこれから先の恋を、少しずつ優しく変えていくはずです。
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