# 子どもの成長を見ていたはずなのに、育てられていたのは私でした
気づけば私は、子どものいいところではなく、悪いところや出来ていないところばかり見ていました。「なんで出来ないの?」「何回同じことを言わせるの?」「早くして!」毎日同じことを言っては、イライラしていました。でも、ある時ふと思ったんです。もしかしたら子ども達も、「また言ってるよ」「何回も同じこと言って飽きないのかな?」と、私と同じような気持ちだったのかもしれない、と。そんな時、ふとこんな疑問が浮かびました。「そういえば、私は子ども達の出来ていることを褒めていただろうか?」「出来ていないことばかり伝えていなかっただろうか?」それから私は、子ども達の出来ていないことを見つけても、以前のようにワーワー言うのをやめました。まずは自分が落ち着いて、「これはどうしたらいいと思う?」「次はどうする?」と聞くようにしたのです。そして、出来た時にはしっかり褒めることを意識しました。すると驚いたことに、私が落ち着くと、子ども達も落ち着くようになったのです。今思えば、子ども達はまるで鏡のような存在でした。子ども達は、私に「どう伝えたらお互いが楽になるのか」を教えてくれていたのかもしれません。子どもを育てているつもりだったけれど、本当は私の方が子ども達からたくさんのことを教わり、育てられていたのだと思います。子どもの成長を感じる時。それは、子どもが何かを出来るようになった時だけではなく、子どもを通して、私自身の成長に気づいた時でもあるのかもしれません
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