【Y-Biz】自律型キャリアを育むために。今、人事に求められる「試行錯誤を共にする伴走」の姿勢
はじめに「少子高齢化に伴う労働人口の減少」「人的資本経営」「エンゲージメントの向上」――。昨今のニュースや新聞の経済面では、毎日のようにこれらのはたらく環境の変化に関するキーワードが飛び交っています。現代の激動する社会情勢の中で、多くの企業が生き残りをかけ、人事制度の改定や多様な働き方の導入など、様々な変革に挑まれています。しかしその一方で、経営者や人事担当の皆様から、このような切実な声を耳にすることが少なくありません。「時代に合わせて立派な制度を整えたはずなのに、なぜか組織の風土が変わらない」「『これからは自律型キャリアの時代だ』と発信しているのに、社員が受動的なままである」カチッとした仕組み(箱)はできたのに、肝心の「人」や「組織」にいまひとつ変化が起きないのはなぜでしょうか。その背景を探るヒントとして、近年、人事や組織開発の現場で「EX(従業員体験・経験:Employee Experience)」という視点が大きな広がりを見せています。これは、社員が会社に入社してから退職するまでのあらゆるプロセスで得る経験や、そこで生じる感情のすべてを大切にしようという考え方です。これからの不確実な時代、人事に求められる役割は、制度を運用し社員を「管理」することから、社員一人ひとりと共に理想の組織やキャリアを「共創」することへと、静かに、しかし確実にシフトし始めています。今回は、この変化の激しい時代において、人事がどのような姿勢で従業員と向き合い、対話を重ねていけばよいのか、私たちが大切にしているキャリア支援の視点を交えながら、これからの人事のあり方について一つのご提案をさせていただきま
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