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『名前の唄』を受け取って起こること

今回は、「名前の唄」を受け取った方々に起きた、小さな変化についてお話してみたいと思います。カードを欲しいと言ってくれる方のほとんどは、私の詩が元々好きな方か、他の方が自分の名前の詩をもらっているのを見て、自分も欲しいと思ってくれる方がほとんどです。あとは、私が、今この瞬間にこの方には名前からの唄を届けたいと思った方にお声を掛けたりすることもあります。『名前の唄』の詩とイメージの絵で作ったカードは、一見では、自分の名前の詩とは分からないことがほとんどです。世の中にある名前の文字を使った言葉で書く詩とは違って、見た目だけではそうとは思わないけれども、よく読むとそうだと分かるようなこともあるし、読んでもご本人がすぐに理解できるとは限りません。それでも、やはり『名前の唄』はご本人の心の奥深くに光を届ける速さは、読むより速いかの如くに、一見した時点で、受け取った方々の顔は、瞬時に輝きます。とっても珍しいケースではありますが、どうしても感覚より自分の理解の方が優位だと無意識に思う癖のある方は、それを自分の光として受け止められないことがあります。だけれども、このことすら本来は気にする必要はありません。意識上の自分が認めたことだけしか意識下の心が深くで受け止められない訳ではないからです。また、人生に寄り添う名前が、今その方に伝えている詞なので、長い時間を掛けて少しづつその心に届いた光を意味として理解していくことの方が多いからです。だからむしろ、その変化はとても静かです。でも確実に自分の名前を好きになります。自分の名前が如何に美しく素晴らしい意味を持っているのかを感じると、ふとしたところでの振る
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『名前の唄』を書いている時に起きたこと

今回は、「『名前の唄』を書いている時に起きたこと」についてお話してみたいと思います。前回の記事で、私は「名前の唄は、名前の声を聴くことから始まる」と書きました。毎日さまざまな名前と向き合っていますが、いつも感じるのは、一つとして同じ名前はないということです。それは例え漢字が同じものであっても、変わってくるのです。それはまるで、一人ひとりの人と出会うことに似ています。名前の唄を聴き、言葉を探し、詩へと編み上げていく時間は、その名前と仲良くなっていく時間だったのだと、作品をお渡しする時に思います。不思議なことに、作品をお渡しする頃には、ご本人より、その名前と仲良くなってしまったと実感するかのように、名前の想いを少しでも伝えたいと思ってしまうからです。それは、子供の名前の注文をしてくれた名付けの本人である親御さんにでさえ、名前が名付けのタイミングで親御さんの元に来ることになったものとして話したくなるからです。その名前がどんな景色を抱き、どんな願いを持ち、どのように持ち主に寄り添ってきたのか。名前の声に耳を澄ませ、作品の形に出来上がった時に、自然とこれだという確信を持てているのです。それは、名前がちゃんと知っていて、名前の唄が教えてくれた景色に確かな信用をもって、詩を書くからです。名前はその人が今いる場所も、これから向かう場所も。その歩みを、ずっと見守りながら共に歩いている道も、知っているからです。私は詩を書いた日付や、生まれた日などを作品の中に印として刻みます。けれどカードとして仕上げる過程で、日付や画像が意図しないものに変わっていることがあるのです。もちろん、操作ミスやシステム上の
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『名前の唄』はどのように生まれるのか

今日は、『名前の唄』がどのように生まれるのかについて、お話してみたいと思います。「どうやって詩を書いているのですか?」「どれくらい時間がかかるんですか?」「どのように名前から着想するんですか?」そんなふうに聞かれることがあります。その度に、興味を持ってくださっていることが嬉しくなりますし、作り方を知りたいと思っていただけるほど、『名前の唄』を不思議なものとして受け取ってくださっているのかな、と有り難く思います。名前の声を聴く作業には、ある程度の流れがあります。もちろん、一つとして同じ名前はありませんから、その名前ごとに見せてくれる景色も、完成までの道のりも違います。けれど私自身が最初にすることは、いつも同じです。まずは、名前を見つめます。ただ眺めて、耳を澄ませます。できるだけ考えないようにします。すると、ふとした言葉や景色が浮かんでくることがあります。それは光だったり、風だったり、花だったり。あるいは色や温度のような感覚として現れることもあります。私はそれを頼りに、気になったことを調べ始めます。その名前を構成する漢字の意味や成り立ちを調べたり、その文字が使われている言葉を探したり。けれど、それは何かを分析しているというよりも、名前が見せてくれる景色を辿っている感覚に近いのです。声が聞こえるままに調べ続けているうちに、不思議と次に調べるべき言葉が目に飛び込んできます。「この言葉なんだ」と、取り留めもなく浮かぶ言葉を探って、そう思いながら辿っていくと、また別の言葉へと繋がっていきます。私はそれらを、ただひたすらメモしていきます。やがて、そのメモを眺めてみると、ある瞬間に詩のテーマや
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