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うつ病のときに「するべきこと」

 うつ病という長い冬の最中にいるとき、最も勇気がいるのは「何もしない」と決めることかもしれません。  休むと決めたなら、まずは心と体のスイッチを完全にオフにしてみましょう。 布団のなかに身を沈め、ただ泥のように眠る。それは停滞ではなく、回復のための大切な「治療」という名の「前進」です。 スマートフォンの画面から流れ込む情報の濁流を止め、ざわつく頭を静める時間は、自分を守るための「聖域」となります。  「外に出れば気が晴れる」という言葉に、耳を貸す必要はありません。  うつ病がひどいときには、お風呂に入ること、ゴミを捨てることさえ、エベレストに登るような絶望的な重労働に変わるからです。  それは決して怠けではなく、脳が必死に出しているSOSなのです。 部屋が散らかっていても、着替えられなくても、シャワーを浴びなくて臭くたって、仏様があなたを責めるでしょうか?  答えは「否」です。  今はただ、息をして、食べて、薬を飲み、トイレに行き、眠る。それさえできれば、今日という一日は百点満点なのです。  「あるがまま」の自分を、そのまま受け入れること。 何ができなくても、「ただそこに存在しているだけで十分なのだ」と、自分を許してあげましょう。もし、そこまで達観できないのであれば、「仏様は今の自分を許してくれている」と思ってください。 そうして心を空っぽにできたとき、必ず小さな光が差し込む隙間が生まれるでしょう。  その「光」を「生きるエネルギー」だと思えれば、それはうつ病が良くなっていると、思ってもよいのではないかと蒼俊は思います。                        沙門蒼俊 
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頑張りやさんのあなたへ。その疲れ、どうか置き去りにしないで

「24時間働けますか?」 そんなキャッチフレーズが流行ったのは、もうずいぶん昔のことです。 それなのに私たちは今でも、どこか無理をして頑張ることを「いいこと」だと思い込んでしまってはいないでしょうか。 でも、どうか覚えておいてください。「疲れたら、休む」。 これは私たちが生きていくために、何よりも大切な心と体のルールです。 毎日忙しく過ごしていると、脳や筋肉は私たちが思う以上に悲鳴を上げています。体内では「活性酸素」という物質が増えて、細胞を少しずつ傷つけているのです。 この疲れを「まだ大丈夫」と放っておくことは、実はとても恐ろしいことです。疲れが溜まると血管はどんどんもろくなり、ある日突然、命に関わる大きな病気を引き起こす引き金にもなりかねません。 いわゆる「過労死」は、疲れの蓄積によって血管が限界を迎えてしまう、悲しい事態です。 一般的には「月に80時間の残業」がその目安と言われていますが、人の体は数字だけでは測れません。 それに、疲れが溜まると、普段ならしないような聞き間違いや読み間違い、ちょっとした判断ミスが増えてきませんか? 「あ、うっかりしていた」で済めばいいのですが、その小さな油断が、時に重大な事故や事件につながってしまうこともあるのです。 心理学では「HALT(ホルト)」という言葉があります。H(Hungry:空腹)A(Angry:イライラ)L(Lonely:寂しさ・孤独)T(Tired:疲れ) この4つの状態にあるとき、人は間違った判断をしやすいと言われています。 今のあなたに、当てはまるものは不自然に重なっていませんか? そんな疲れをリセットできる唯一の方法
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