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「不便」と「AI」が教えてくれる、これからの時代に本当に価値のある力

最近、ニュースを見ていると、ナフサなどの原材料高騰の影響で、ラップやゴミ袋、ビニール袋といった日用品の値上げや品薄の話題が絶えません。確かに、これまで当たり前に使っていた便利なものが手に入りにくくなったり、値段が上がったりするのは、生活していく上で困ることも多いですよね。でも、私はこれを「困ったこと」だけで終わらせず、「改めてこれまでの暮らしを見直す、とても良い機会」なのではないかと捉えています。1. 「不便」は、工夫と知恵を生むチャンスこれまで私たちは、ただ「便利だから」「ラクだから」という理由で、資源をあまり気にせず使いすぎていたのかもしれません。ものが少なくなったり、高くなったりした今だからこそ、私たちは新しい工夫を始めることができます。・食べ残しに使い捨てのラップをかける代わりに、 「お皿をフタ代わりに使ってみる」・繰り返し何度も使える「蜜蝋ラップ」を子どもと一緒に作ってみる・ゴミ袋が足りないなら、「どうすればゴミそのものを減らせるか」 を家族で考えてみる「不便だな」で思考を止めるのではなく、「じゃあ、どうしよう?」と手を動かしてみる。このプロセスこそが、本来人間が持っている「知恵」や「生きる力」を育んでくれるのだと思います。2. AI時代だからこそ、輝く「アナログ」の価値「じゃあ、どうしよう?」と頭と手を使う大切さは、最近のテクノロジーの進化、特にAIの台頭を考えても同じことが言えます。今、AIの進化によって多くの仕事が効率化され、人間の作業時間はどんどん短縮されています。 ここで大事になるのは、「余った時間で、私たちは何をするのか?」ということです。効率化やスピード
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粘土でつくる『あこがれのマイハウス』

「先生、次は粘土がいい!」次回の探究コースの準備をしていたとき、子どもたちから元気なリクエストが飛び出しました。「なぜラボ」では、季節や学びの段階に合わせて私がテーマを用意していますが、大切にしているのは「お子さんの『やりたい!』という熱量を逃さないこと」。リクエストを聞いた瞬間、私の頭の中で準備していた計画よりも、子どもたち好奇心に応えることの方がずっと大切だと思い、次回のテーマは粘土でつくる『あこがれのマイハウス』に決定しました。自由な発想は「お菓子の家」まで!?テーマを発表した瞬間、子どもたちの想像力は一気に爆発!「二階建てにしようかな!」「大きな窓がある家がいいな」と盛り上がる中、一人のお子さんが目をキラキラさせて言いました。「お菓子の家も、いいかも!」その発想、本当に素敵ですよね。大人はつい「丈夫な家」や「現実にありそうな家」を想像してしまいますが、お子さんにとっての「あこがれ」に限界はありません。チョコレートの壁に、クッキーの屋根。そんな夢を形にしようと試行錯誤する時間は、何にも代えがたい豊かな学びの時間になると思います。「遊び」の中に隠された、確かな「学び」もちろん、ただ楽しいだけではないんですよ。粘土を使って立体物を作る工程には、実は大切な教育的要素が詰まっています。・巧緻性(こうちせい)を養う: 指先を細かく使う粘土遊びは、脳への刺激に直結します。この「指先の器用さ」を磨くことは、鉛筆を正しく持つ力や、物事にじっくり取り組む集中力の土台になります。・空間認識能力: 平面の絵とは違い、立体を作るには「後ろ側はどうなっているかな?」「柱をどこに立てれば倒れないかな
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「失敗しちゃった!」は、自走する子に育つための『最高の教材』

家で子どもが工作を始めたとき、ふと見ると「あ、失敗しそう……」と親の方がハラハラしてしまうこと、ありませんか?そして案の定、「あー!切りすぎちゃった!もう嫌だ!」と泣きべそをかくお子さん。「だから言ったのに……」という言葉を飲み込んで、つい「もう一個新しい紙出そうか?」と、親が先回りして解決したくなる。そんな光景は、どのご家庭でもよくあることだと思います。でも、ちょっと待ってください。 実はこの「失敗した瞬間」こそが、私が塾や子育てで最も大切にしている「自律する力」を育む『宝の時間』なんです。工作や手作業は、とにかく思い通りにいかないことの連続です。 「切りすぎてしまった。」「のりでベタベタになった。」「思った形にならない。」ラボ生たちも、いつもこうした「失敗」という教材に向き合いながら創作を楽しんでいます。実は、この「あ、失敗した!」という瞬間こそ、自走する子に育つための最大のチャンス。なぜなら、失敗にぶつかって初めて、子どもたちの「自分で考えるスイッチ」が入るからです。まずは「心の安全基地」になる失敗という教材を活かすために、まず大切なことがあります。 失敗した直後の子どもは、大人が思う以上にショックを受け、パニックになっています。 そこで「だから言ったじゃない」「こうすればいいのに」と、すぐに正解を教えてしまうのは、少しもったいない。まずは、「それは悔しいね〜。一生懸命作ってたもんね。」と、その悔しさや驚きを丸ごと受け止めてあげてください。親が味方でいてくれる。そう思える安心感があって初めて、子どもは「次はどうしよう?」と前を向くエネルギーが湧いてきます。 ここからが本番
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学校を休んでいるときこそ、正解のない手遊びが心の充電になる。

学校をお休みしている時期、あるいは家で過ごす時間が長い時期。親御さんとして一番心が痛むのは、我が子から「エネルギー」や「笑顔」が消えてしまっている瞬間ではないでしょうか。「なにかやってみたら?」と声をかけても、「別に」「やりたくない」と返ってきてしまう。かつてあんなにキラキラしていた「やってみたい!」という主体性が、すっかり眠ってしまっているように見えて、心配になることもあるかもしれません。でも、どうか安心してください。 子どもの内側にある「知りたい」「やってみたい」という心のエネルギーは、消えてしまったわけではありません。今は少し、充電をしているだけ。そんなエネルギーが低下している時期のお子様に、私たちが想像する以上に優しく、そして深く効くアプローチがあります。それが、「手仕事(手先を動かすこと)」です。なぜ、心が疲れている時に「手先を動かす」のがいいの?当塾では、日頃から「巧緻性(手先を器用につかう力)」をとても大切にしています。 巧緻性と聞くと、「お受験のため」とか「器用になるため」の訓練のように思われるかもしれませんが、実はそれだけではありません。手先を動かすこと、つまり「折り紙を折る」「ねんどをこねる」「ハサミで切る」といった行為には、脳をリラックスさせ、言葉にならない不安やストレスを解きほぐす高い効果があると言われています。頭でぐるぐると「学校のこと」「将来のこと」を考えて不安になってしまう時、目の前の粘土の感触に集中したり、紙の端と端を合わせることに没頭したりすることで、脳のスイッチが切り替わります。「ただ、没頭する。」この心地よい時間が、傷ついた心をゆっくりと耕
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