メアリーが重い
沙織には、重度の知的障害のある子どもがいる。平日日中は就労継続支援B型、夜はグループホーム。
月に3日は移動支援のフルサービスを受けている状態てある。
そして、グループホームの日中支援のある時もあるので、
沙織の負担は、土日・祝日のうち、4、5日である。
この4、5日が重いのだ。
メアリーの支援の後、沙織はいつもぐったりしている。
終わりがない、永遠に続く支援。
移動支援もどこの事業所もそうだが、
慢性的ヘルパー不足で、月に3日入れるかどうかわからない。
そうすると、自動的に沙織の負担となる。
フルサービスを受けているから、仕事は出来る。
仕事を諦めてしまう人の多い中、仕事は出来る。
しかし、言い換えると、仕事しかできないのである。
固定の時間・曜日が空かないため、何かしようとしても
習い事やサークルに入りたくても、
緩いところなら問題ないが、毎週、となると、行きたくても行けない。
沙織は話し相手が仕事関係者しかいない。
メアリーが会話できるなら、まだ、救いがあるが、それもない。
話し相手がいないのだ。
仕事では、昼間は昼間で、
「金銭管理の仕事がなくなったら・・・」
「グループホームでもB型でもなんでもあるからどうぞ。」
と言われているし、夜の過ごし方でも、
「うちのグループホームで宿直やってよ。」と言われるぐらいだ。
夜は夜で、占いのお客様には満足いただけていると、思う。
リピーターさんが多いのは、それだと思っている。
ただ、好きなこと、楽しいことが出来ない。
せっかく、彼氏と別れたし、次の男性もロクでもなかったから、
せめて、好きなことをやりたい。
メアリーが足かせとなっ
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