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場面33-3:読み聞かせはむずかしい

実習初日。Mさんに任されたのは、2歳児クラスでの“はじめての読み聞かせ”「よし、ちゃんと読もう!」少し緊張しながらページをめくる。最初は、みんな座って見ていた。でも——・途中で「これなに?」と声が出る子・立ち上がって絵本をのぞきにくる子・ふらっと歩き出す子頭の中が真っ白になるMさん。「え、どうするのが正解…?」注意するべき?それともそのまま続けるべき?なんとか最後まで読み切ったけど、終わったあと、Mさんは思った。「私、ただ“読むだけ”になってたかも」この経験をふまえたMさんの振り返りとして、“子ども主体の関わりになっているか”を考えよう。クイズ声を出したり動くのは、「おもしろい!」「気になる!」という子どもなりの反応かもしれないと捉える。⭕️か❌か保育のポイント2歳児にとって“じっと座って聞く”ことがゴールではありません。むしろ、声を出す・近づく・動くのは、興味が動いている証拠。大事なのは「どうやって静かにさせるか」ではなく「どうしたら自然と引き込まれるか」環境・絵本選び・関わり方を見直すことで、“聞かせる時間”から“子どもが入りたくなる時間”に変わっていきます。答え⭕️
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場面33-1:読み聞かせはむずかしい

実習初日。Mさんに任されたのは、2歳児クラスでの“はじめての読み聞かせ”「よし、ちゃんと読もう!」少し緊張しながらページをめくる。最初は、みんな座って見ていた。でも——・途中で「これなに?」と声が出る子・立ち上がって絵本をのぞきにくる子・ふらっと歩き出す子頭の中が真っ白になるMさん。「え、どうするのが正解…?」注意するべき?それともそのまま続けるべき?なんとか最後まで読み切ったけど、終わったあと、Mさんは思った。「私、ただ“読むだけ”になってたかも」この経験をふまえたMさんの振り返りとして、“子ども主体の関わりになっているか”を考えよう。クイズ集中している子のためにも、動いたり声を出す子はしっかり注意すべきだった。⭕️か❌か保育のポイント2歳児にとって“じっと座って聞く”ことがゴールではありません。むしろ、声を出す・近づく・動くのは、興味が動いている証拠。大事なのは「どうやって静かにさせるか」ではなく「どうしたら自然と引き込まれるか」環境・絵本選び・関わり方を見直すことで、“聞かせる時間”から“子どもが入りたくなる時間”に変わっていきます。答え❌
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♠︎13 小さな自信のその先に

春になり3歳のAくんは進級新しい環境の中でも変わらず落ち着いた様子で過ごしている園庭では三輪車保育室ではブロックそして最近トイレにも少し変化が「すわらない!」と拒否していたのに今では自分から座り成功することも増えてきたそのあとの“どや顔”それを見て保育者が先輩保育者と「そろそろ布パンツいけそうですね」「タイミング来てる気がするね」と話した「“おうちでも誘ってみてください”って伝えてみますね」「そうしよう!」先輩はAくんをみながら「園でも布パンツで進めてみたいって話してみようか」「はい!」「あっだからって“まずは家でやってください”とか“みんなやってるから”とかプレッシャーになりそうな言い方は避けてね」Aくんは今日もトイレでひとつ成功その自信が次の一歩をそっと後押ししている
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場面31-1:やさしさの距離ってむずかしい

軽度な発達の遅れがある4歳のTちゃんは、言葉は少なめだけど、静かに絵本を読んだり、積み木でじっくり遊んだりするのが好きな女の子。保育園では、にぎやかな遊びよりも「ひとり時間」を楽しむタイプです。でも、そんなTちゃんに最近ちょっと変化が。同じクラスのPちゃんが、「Tちゃん、こっちこっち!」「これしてあげる!」と、よくお世話を焼くようになったのです。最初は微笑ましかったのですが…だんだんPちゃんが「こうして」「それはダメ!」とTちゃんにたくさん指示を出すようになり、Tちゃんの顔から笑顔が消えていきました。ある日、みんなが砂場で遊んでいると、Pちゃんに手を引かれてTちゃんもやってきました。でもしばらくすると、Tちゃんが「いや!!」といつになく大きな声を出し、ひとりでその場を離れてしまいました。担任の先生がPちゃんに「どうしたの?」と聞くと、「Tちゃんが、私の言うこと聞いてくれないの」と不満そうにぽつり。今後の対応として、「保育所保育指針」第1章「総則」に照らし、正しい対応は?クイズTちゃんの発達の様子をもっとよく理解するために、家庭での過ごし方や遊びについて保護者から話を聞いてみる。⭕️か❌か保育のポイント子どもが誰かを「助けたい・支えたい」と思う気持ちはとても尊いものです。でもその“やさしさ”が、相手の気持ちやペースを無視してしまうと、「指示」や「支配」になってしまうことも。先生は、両方の子どもの思いを丁寧に汲み取りながら、・「誰かのために動きたい」気持ち・「自分の気持ちを大事にしたい」気持ち両方がバランスよく育つように、そっと心をほどいてあげる存在であることが求められます。答え⭕
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♠︎9 トイレ前の小さな衝突

楽しみにしていたお話し会の前たっぷり遊んだあとトイレへ向かう子どもたちその時トイレから出てきたA君と入ろうとしたB君がバチンッと正面衝突「そっちがぶつかった!」「ちがうよ!」2人とも涙と怒りでいっぱいケガはないけど気持ちはちょっと複雑それを見ていた保育者は自分たちで解決できるかなと少し見守る?っていると園長もその姿を見て「見守ることも大事」だけど2人は涙と怒りで言い合い「“痛かったねわざとじゃなかったよね”」怒りと涙で言葉に詰まる2人の様子に保育者が少し助け舟涙と怒りが収まるとA君にもB君にも“ぶつからないように気をつけようね”と伝えた2人が謝るのに10分「“早く謝りなさい”っていうのは簡単だけどそれじゃあ2人の心にモヤモヤが残っちゃうもんね」「はい」保育者は2人は少しずつ言葉を交わし始める姿に笑顔を浮かべたぶつかったのは体だけじゃないその奥で気持ちのやりとりがあった
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♠︎8 食べる? 眠る?の分かれ道

ぽかぽか陽気の5月1歳児クラスの給食タイム「今日のごはんなにかな〜」子どもたちが笑顔で集まる中Aちゃんは椅子に座ったまま指しゃぶりでウトウトそれを見た保育者は「このまま寝かせてあとでおやつ多めにしてあげればいいですね」そう話す保育者に園長が「うーん…多めにあげるのは違うんじゃない」「そうですね今はみんなん食事中なのでそのまま座らせておいてもいいですか」「私が布団に連れて行くわ今日はみんな疲れてるのねBちゃんも眠そう」様子を見ながら園長が言う「もう少し声をかけながら様子見て眠そうなら寝かせようと思います」「布団に連れて行く前には口の中も確認してね」「お迎えの時に食事の様子を保護者に伝えましょう」今日はごはんの前にうとうとでもその姿もからだのリズムが教えてくれているサイン
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