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カウンセリングのプロセスについて ― 心はどうやって整っていくのか ―

はじめに「カウンセリングって、実際どう進むの?」「何回くらい通えばいいの?」「本当に変わるの?」そんな疑問を持ちながら、一歩を迷っている方も多いと思います。今日は、カウンセリングの“流れ”と“心の変化のプロセス”をわかりやすくお話しします。読んだあとに、「なるほど、そういう時間なんだ」と少し安心していただけたら嬉しいです。1 はじめは「うまく話せない」が普通です初回は、多くの方が緊張しています。・何を話せばいいかわからない・うまく説明できない・こんなことで相談していいのか迷うそれで大丈夫です。最初の時間は、問題を解決するためというよりも、安心できる空気をつくる時間です。人は、安心してはじめて本音に近づけます。焦らなくていい。整った言葉でなくていい。ここから、ゆっくり始まります。2 話すことで「感情が分かれていく」悩みが苦しいのは、感情が混ざり合っているからです。怒りの奥に、寂しさがある。不安の奥に、期待がある。イライラの奥に、傷つきがある。話していくうちに、その混ざり合った感情が少しずつ分かれていきます。「私は悲しかったんだ」「本当は怖かったんだ」そう気づいた瞬間、心は少し軽くなります。これはアドバイスではなく、整理のプロセスです。3 繰り返し出てくるテーマが見えてくる数回重ねると、共通するパターンが見えてきます。・いつも我慢してしまう・断れない・期待しすぎて傷つく・頑張りすぎて疲れる人生のあちこちで起きていることが、一本の線でつながる瞬間があります。「ああ、私はこういう癖があるんだ」責めるのではなく、理解できるようになる。ここから変化が始まります。4 変化は“劇的”ではなく“
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休職中なのに、なぜ疲れるんだろう

この記事はフィクションですが、カウンセラーは実在し個人カウンセリングを提供しています クライエントさやかさん(女性)________________________________________ 「頑張っているのに、回復しない」 カウンセリングルームに入ってきたさやかさんは、どこか疲れた様子だった。表情に緊張が見える。椅子に座るなり、少し焦ったように話し始めた。 さやか: あの、ダイキさん。休職して3ヶ月も経つのに、全然元気にならないんです。むしろ、最近また疲れてきちゃって… ダイキ: そうなんですね。3ヶ月休んでいても、疲れを感じている。 さやか: はい。おかしいですよね。仕事してないのに、なんか毎日疲れてて。夜も眠れないし、頭もボーッとするし… さやかさんは言葉を切って、少し下を向いた。 ダイキ: 仕事をしていないのに疲れている、と。…今、休職中はどんなふうに過ごされていますか? さやか: えっと…朝は8時に起きて、午前中は転職サイト見たり、履歴書を書いたり。午後はジムに行って、夜は資格の勉強を2時間くらいやってます。あ、あと土日はセミナーとか参加したり。 ダイキ: なるほど…結構、予定がいっぱいですね。 さやか: そうなんです。だって、休んでばかりもいられないじゃないですか。このまま何もしないでいたら、復職も転職もできなくなっちゃうし。体力も落ちちゃうし… そう言いながら、さやかさんの声には少し焦りが滲んでいた。 「休んでいるつもりが、休めていない」 ダイキ: ...さやかさん、ちょっと聞いてもいいですか。今挙げてくださった活動、ジムとか資格の勉強とか、それをやった後っ
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