40代、「このままでいいのか」を放っておけなくなったきっかけ
数年前、母が突然亡くなりました。前日までいつも通りに過ごしていた母が、翌朝突然倒れ、そのまま帰ってくることはありませんでした。少し時間がたってから、家に残された母の服や日用品を、一つずつ整理するようになりました。物が減っていく中で、あるとき思いました。「この家で暮らしているのは、もう父と私の二人なんだな」そして、さらにその先を想像しました。いつか父を見送ったあと、この家で一人で暮らしている自分。仕事をしている間は人と話す。でも、家に帰れば一人。そんな生活を何年も続けながら、自分だけが歳を取っていく。それまで漠然としていた「将来」が、急に現実のものとして感じられるようになりました。将来について考える内容が変わったそれ以前も、将来のことを何も考えていなかったわけではありません。特に意識していたのは健康でした。身体の不調を経験したこともあり、少しでも長く元気に生活できるよう、健康には時間もお金も使ってきました。でも、母の死をきっかけに、別の問いも考えるようになりました。長く生きたとして、その時間を誰と、どう過ごしたいのか。そこから私は、誰と生きたいのか。どんな家庭をつくりたいのか。これからどう働きたいのか。会社以外にも、自分の役割を持てないか。そんなことまで考えるようになりました。婚活を始め、以前止めていた副業に向けた活動にも、改めて取り組み始めています。変わったのは「時間とお金の使い先」だからといって、人生を劇的に変えたわけではありません。今も会社員です。婚活も途中です。副業に向けた活動も、まだこれからです。大きな答えが見つかったわけでもありません。それでも、一つ変わったことがあり
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