そのままでは、出版したいけれど一生「出版できない人」で終わります
「出版したいけれど、本にするネタがない」そう口にする人に、私はこれまで何百人も出会ってきました。けれども──結論から言えば、ネタがない人なんてひとりもいません。そう言い切れる理由があります。1.「ネタがない」というのは錯覚にすぎないたとえば、ベストセラーとなった小川仁志さんの『哲学を知ったら生きやすくなった』。この本は、古今の哲学者たちの言葉をマンガで紹介しながら、「生きづらい今」をどう乗り越えるかを語っています。小川さん自身がゼロから新しい理論を発明したわけではありません。すでに存在していた哲学の言葉を、自分の目線で「いまを生きる私たち」へ届けただけです。それでも、多くの読者に響き、共感を呼び、ベストセラーになった。つまり本のネタとは、「自分が興味を持ち、解釈し、語り直すこと」にこそあるのです。2.「誰かの言葉」を自分の視点で咀嚼する「否定されたら落ち込むのではなく、発展させるチャンスだと考える」「未来が見えづらい時代に必要なのは“保留する力”だ」「孤独は他人に気を遣わなくていい、自分とつながるための自由な時間だ」──これらはすべて、過去の哲学者の言葉を現代的に翻訳したフレーズです。では、もしあなたが普段から考えていること、体験から学んだことを同じようにまとめ直したら?それは立派な「出版できるネタ」になるのです。3.「ネタがない人」ほど時間を無駄にしている多くの人は「出版したい」と思いながら、こう考えて立ち止まります。もっと特別な経験をしてからじゃないと書けない有名じゃないと売れない新しい理論を作らなければならない…でも、その考えこそが落とし穴です。なぜなら、読者はあなたが“
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