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牛乳をこぼした子供に、あんなに激しく怒鳴ってしまった本当の理由。

床に広がる、真っ白な液体。「あ……」と固まるお子さんの姿。その瞬間、あなたの中で何かがブチ切れる音がして、「何やってんの!」「わざとでしょ!」「いい加減にして!」自分でも驚くような激しい言葉が、止まらなくなってしまったことはありませんか?お子さんの泣き顔を見ながら、あとで襲ってくる猛烈な自己嫌悪。「私は、牛乳一杯の失敗も許せない、器の小さい母親なんだ」そう思って、また夜の反省会を始めてしまう。でも、かつて「母の怒声」を浴びていた側の子供だった僕から、あなたにどうしても伝えたいことがあります。「お母さん、あなたは牛乳に怒ったんじゃない。もう、指一本触れられただけで壊れてしまうほど、心がいっぱいだっただけなんです」実は僕の母も、僕が何かをこぼしたり、汚したりするたびに、この世の終わりかと思うほど激しく僕を責めました。子供だった僕は、正直怖かった。でも、大人になったいま、あの頃の母の背景を思うと、はっきりとわかります。母は、牛乳に怒っていたのではない。積み重なった孤独、誰にも頼れない家事、終わりのない育児……。限界まで張った風船に、たまたま「牛乳」という最後の一針が刺さっただけだったんです。あなたが怒鳴ってしまった「本当の理由」は、あなたの性格が悪いからでも、愛情が足りないからでもありません。あなたの心が、もう一滴の余裕もないほど「出血」し続けていたからです。血を流し続けて意識が朦朧としているときに、優しく笑えなんて、誰にもできません。いま必要なのは、自分を責める「反省」ではなく、溢れ出しているその痛みを止める「心の止血」です。止血に、長い時間は必要ありません。洗濯機が回っている間の
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〜番外編〜“手伝う”じゃなく“やる”夫と過ごす日々が、こんなに心強いとは

「育休、取ろうと思うんだよね」そう夫が言った日のことを、私はたぶん一生忘れないと思う。あまりにも自然に、あっさりとした口調だったから、最初はその重大さに気づけなかった。でも、じわじわと心の中に広がっていったのは、深い安心感だった。1人で初めての育児を全部抱え込まなくていいんだ。全部私が教えて、回して、頑張らなきゃいけないのかもしれない——そう思っていた責任の重さが、少しずつほどけていった。もちろん、初めての出産を前に不安は尽きなかった。「どんなお産になるかなんて、誰にもわからない」だからこそ、「その後に“誰かと一緒にいられる”こと」が、何よりの支えだった。2ヶ月。たった2ヶ月かもしれない。でも、まるまる一緒にいられるその日々は、何より望んでた時間のように感じた。子どもが生まれてからの夫は、正直、想像していた以上に頼もしかった。私が育児に集中しているとき、彼は手際よく1日3回の食事を作り、哺乳瓶を洗い、洗濯やお風呂掃除、ゴミ捨て、そして2匹の犬たちのお世話まで、”お願い” も ”指摘” もなしにやってくれた。まるで当然のことのように、淡々と。だけどそこにちゃんと、優しさと自立があった。私の体調を気遣って、娘をあやしながら時間をくれることもあった。よく聞く「男性が嫌がる」なんて言われる、うんちのおむつ替えも、嫌な顔ひとつせず。むしろ、やさしい声で娘に語りかけながら、丁寧に面倒を見てくれていた。もちろん、完璧なんかじゃない。片付けは、まあ……元々そんなに得意なタイプじゃないし(笑)そこは私がやってるけれど、それでも十分すぎるほど心強かった。泣いている娘を夫に任せて、私は少し安心して眠
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