vol.18【第4の習慣】Win-Winを考える(1)
人間関係におけるリーダーシップの原則
あなたが会社の社長であろうと、現場のスタッフであろうと、自立から一歩進んで「誰かと協力する(相互依存)」というステージに立った瞬間、あなたは必然的にリーダーシップを発揮する立場になります。
なぜなら、他人に何らかの影響を及ぼす関わりそのものが、ひとつのリーダーシップだからです。その際、あなたがどのような「心の構え(パラダイム)」で相手と接するかが、結果を大きく左右します。
■人間関係の六つのパラダイム
「Win-Winを考える」とは、単なる交渉術ではありません。それは人生という舞台を「競争」ではなく「協力」の場と捉える、人格に基づいた哲学です。私たちは、人間関係において次の6つの選択肢を持っています。
1. Win-Win:自分も勝ち、相手も勝つ
すべての関係において、相互の利益を求める考え方です。
●本 質: 「あなたか私か」ではなく「もっと良い第三の案」を共に探す。
●世界観: 誰かが勝てば誰かが負けるという「パイの奪い合い」ではなく、パイそのものを大きくしようとする協力のパラダイム。
2. Win-Lose:自分が勝ち、相手が負ける
「私が勝てば、あなたは負ける」という独裁的なアプローチです。
●本 質: 地位、権力、家柄などを使って自分の意見を通そうとする。
●世界観: 人生を競争の場と捉え、エゴを満たすことに執着する。短期的には勝てても、相手の信頼を失うため長期的には負けに繋がります。
3. Lose-Win:自分が負けて、相手が勝つ
「自分さえ我慢すればいい」という、いわゆる「お人好し」のパラダイムです。
●本 質: 自分の基準
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