1つの習慣

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コラム
 ココナラを初めて3か月になろうとしていますが、なかなか最初の取引に至っていません。

 最近は週に1回のココナラブログ投稿が習慣になっていますが、今はそれでよしと考え、色々出品内容についてゆっくり考えてみようと思います。

 前回のブログで、良い事が起こる機会を増やすには、日ごろからの人との接し方が大事であること。常に人に対して敬意を払い、優しく接することができるようになるための心構えや気持ちの持ち方についてお伝えすると言いました。

 みなさんは「7つの習慣」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「7つの習慣」は、アメリカのハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得し、経営コンサルタントとして活躍した、スティーブン・R・コヴィー氏がまとめた自己啓発本の決定版です。

 「7つの習慣」は文字通り7つの習慣を身につけることで、自分の人生を楽しく、前向きに生きられるようになるという自己啓発の本になりますが、
この「7つの習慣」をすべて身につけるのは、なかなか至難の業です。

「7つの習慣」とは次の7つになります。

 第一の習慣  主体的である
 第二の習慣  終わりを思い描くことから始める
 第三の習慣  最優先事項を優先する
 第四の習慣  Win-Winを考える
 第五の習慣  まず理解に徹し、そして理解される
 第六の習慣  シナジーを作り出す
 第七の習慣  刃を研ぐ

 この本を全部読み切るだけでも大変なのに、この7つの習慣をすべて身につけるのは、さらに大変なことでしょう。
 私もこの本を読んで、すべての習慣を身につけることは不可能だと感じました。

 ただ私はこの本を読んで、このうちのたった1つの習慣だけを身につけてしまえば、これからの人生ががらりと良い方向に変えられるのだと感じました。
 7つの習慣を身につけるのは大変かも知れませんが、1つだけなら何とかなるかも知れないですよね。

 では、この7つの習慣のうち、どの習慣を身につければよいのでしょうか。

それは、第一の習慣「主体的である」です。

 では「主体的である」とはどのような事なのでしょうか。

 主体的であるとは、自分に起きるすべての事は自分の責任であると考える事です。
 すべての事が自分の責任として捉えるのは、なかなか難しく耐えがたいものかも知れません。
 本の中にも書いてありますが、自分の責任として捉えるという事は、
他人の影響の中で生きるのか、それとも自分が主体的になって生きているのかに掛かってきます。

 例えば電車が人身事故の為に遅延し、その影響で仕事に遅刻してしまったとしましょう。
 その時、自分が遅刻した原因は
 ・電車が止まったから
 ・誰かが人身事故を起こしたから
 と考えるのは、他人の影響の中で生きている人の考え方です。

 これを自分の責任だと考える人は
いつ人身事故で電車が止まるか分からないから、余裕を持って出勤しよう

となる訳です。

 またテレビのワイドショーなどで取り上げられる話題に、理不尽な内容が流れていると、自分には関係ないのに、怒りの感情が出てしまう人がいると思います。
 それは他人の影響の中で生きているからであり、主体的に生きている人は、
自分に関係のない事に対して何の関心も持たないので、全然気にする事がなく余計な怒りの感情を出さずに済むでしょう。

 主体的になるという事はなかなか難しいかも知れませんが、意識を持って取り組めば、時間は掛かると思いますができない事ではないはずです。

次回はこの「主体的である」を掘り下げて、詳しく見ていきたいと思います。
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