思わず目が止まってしまう本のタイトルの付け方 読者が「自分のことだ」と思う瞬間に人は本を手に取る
あなたは最近、どんなタイトルの本に思わず手が伸びましたか?
私が真っ先に思い浮かぶのは、禅僧・枡野俊明さんの本です。
枡野さんは、出版社からつねにオファーが絶えない大人気著者。
『考えすぎない』『抱え込まない練習』『感情に振り回されない』——。
どれも「いまの自分の悩み」をそのまま言い当てられたかのようなタイトルばかりです。
しかも特徴的なのは、余計な言葉がありません。
長々しい説明もありません。
ただシンプルに、一言が胸のど真ん中に飛び込んできます。
なぜそんなタイトルが生まれるのか?
答えはひとつ。
「読者を徹底的に絞り、その人の心の中にある言葉をタイトルにしている」からです。
これは、タイトルづくりの本質そのものです。
「自分の言いたいこと」ではなく「読者が言ってほしい言葉」を探す
多くの人がタイトルで失敗する理由はここにあります。
自分の言いたいことを大声で叫んでしまうこと。
しかし、叫べば叫ぶほど、読者は引いていきます。
たとえばあなたが街を歩いていて、
「こんなに素晴らしい本を書きました!!」と
知らない人が突然叫んできたら、どうでしょう。
視線をそらして、足早に通り過ぎるはずです。
ところが、あなたのすぐ横で誰かが、
「最近、自分を責めてばかりなんだよね…」
そうつぶやいたら?
おそらく、思わず耳を傾けてしまうでしょう。
人は、自分と同じ悩みを抱えている人を見つけると、気になって仕方なくなる。
タイトルもまったく同じです。
枡野俊明さんのタイトルは、読者の「心の声」そのもの
枡野さんの本は、
「悩んでいる人」「心が疲れている人」「余裕がない人」
といった、非常に限
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