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「やめる力」で人生を変えよう

カウンセラーのカズです。今回のテーマは「やめる力」です。まずはある映画をご紹介します。映画『リストラ・マン』(Office Space)には、ジェニファー・アニストン演じるジョアンナが、うんざりしていた仕事を辞めるシーンがあります。現状への不満から衝動的に見えつつも、どこか爽快で、新しい人生への一歩を踏み出す象徴的な場面です。このように「やめる」という行為は、時にロマンチックに描かれます。しかし、実際の人生においては、その決断が一時的な感情の高ぶりなのか、それとも本当に正しい選択なのか、判断に迷うことが多いのではないでしょうか。「やめ時」は存在するのか?何かを「やめる」ことは、新しい何かを「始める」ために、非常に重要なステップとなり得ます。もちろん、できることならリスクを最小限にして、賢くやめたいものです。しかし、その「やめるべきタイミング」を見極めるのは至難の業です。特に、誰かに「やめたい」と相談したとき、「もう少し粘り強く続けてみたら?」「あと少しだけ頑張ってみようよ」と励まされ、説得された経験を持つ方は少なくないはずです。周りの意見や常識に流され、自分の心の声に蓋をしてしまうこともあります。では、やめずに続けていたらどうなるのでしょうか?動物はすぐ諦める自然界に目を向けてみると、例えば鳥は、実が取れない木にいつまでも固執しません。一つの場所で木の実をつつき続けても、得られるかどうかわからない実のために体力を消耗するより、早々に見切りをつけて新しい実を探しに行った方が、結果的に少ない労力で食料を得られる可能性が高いからです。鳥にとっては「諦める(やめる)」ことは、生存のため
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続けないとわからないこと

スマホを見ればすぐに答えがわかる現代、私でさえYouTubeで昔の曲のイントロを聞くのが面倒になってきました。最近の曲はいきなりサビからスタートするらしいと聞いて納得です。そして、そのサビを聞いてすぐに、好き嫌いを決めて次の曲へスクロールする。そんな時代になりました。判断が早い!仕事が向いているのかどうかの判断も最近のご相談は早いです。転職して1か月だけど「向いてないように思います。」というご相談も増えています。ただ、人間ですから、長く続けないとわからないことが、まだまだたくさんあります。その見極めが難しいですね。どこまで続けるのか、どこで見切りをつけるのかは、なかなかうまく判断できないのですが、ひとつだけ言えるとすれば、「やめたい、でもやめたくない」これはまだ辞め時ではないということだと思います。「ここでやめると損をする」「他にいい仕事がない」ではなく「理由はないけどやめたくない」という気持ちがある限り、結果どうなるのかではなく、まだ辞め時ではないのです。「続けなきゃ」ではなく、理由はわからないけど、心が「やめたくない」と叫ぶ時、それは続けなければならないのです。そしてそこに留まることで、困難があったり、つらい道のりだったりするかもしれませんが、そんなこと問題ではないと思えるくらいであれば、その道で生きていけるのだと思います。もちろん1か月でさっさと「やめたい」「悔いはない」というのであれば、本当に合っていないのですから、次行きましょう。
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「辞め時」を考える

今回は今読んでいるAnnie Duke の『Quit』と言う本をご紹介します。この本では、「これまで投資してきたから」というサンクコストだけで物事を続けてしまう私たちの本能に、真正面から切り込む内容です。特に印象に残ったのが、著者が語る “jumping the shark(潮目が変わる瞬間)” の考え方です。もともとはアメリカの人気テレビドラマ「Happy Days」のエピソードが由来の言い回しですが、どれほど人気があるドラマでもある点から下降線を辿り始め、最終的には打ち切りになってしまいます。すでに下り坂に入り始めている取り組みを、どこで見切るべきか――その判断基準を言語化する重要性です。本の中では、著者がCDPベンダーのmParticleという企業をコンサルした際に「いつ撤退すべきか」の kill criteria(中止基準) を定義した事例が紹介されています。例えば、- 最初の関心が「価値」ではなく「値段」に向いている- こちらが提供可能な成功パターンと、相手が求める条件が根本的に合致していない- そもそもRPFが競合他社に強く影響を受けているこうしたサインは、冷静に見ると “赤信号” であることが多いです。この考え方は、私がいる ソフトウェアプリセールスの世界 で非常に重要です。日々、多くの案件が舞い込む中で、- どれにリソースを投下すべきか- どこが失速しているのか- どの案件が最も戦略的なインパクトを生むのかこうした判断を、限られた時間の中で行う必要があります。案件を失うこと自体はゲームの一部です。本当に問われるのは、「予兆をどれだけ早く見抜けたか」「そのリソース
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やめどきはいつでも、どんな感じでもいい

時々「転職したいのですが、今の会社をいつやめたらいいでしょうか?」と聞かれます。答え「いつでもいいです。」離れていく場所はいつ離れてもいいと思います。嫌なら辞める。それが有休消化してからとか、ボーナスもらってからとか、若干の誤差はあっても切れる場所はいつ切れてもいいと思います。こういう相談をされる方というのは、その後に必ず聞かれます。「円満に辞めたいんです。」そこで私は言います。「円満に辞めようと思わない方がいいですよ。」と。円満に辞めてしまうと、次の職場で上手く行かなくなった時に「戻った方がいいかも」と思い始めるんです。それが安全シートのようになってしまい、次の場所で精一杯頑張ろうと思えなくなってくる。そんな中途半端な気持ちではなく、次が最後、次で頑張ると思って転職した方がいいので、円満ではなく、きちっと切ってきてくださいと申し上げます。もちろん、お世話になったと思うなら、最後は菓子折りくらい持って行くとよいでしょう。(そんな時代でもないの?)辞め時よりも、なぜ辞めることになったのか?次は何を気をつけて選ぶといいのか?次は何を気をつけて仕事をすればいいのか?をご相談いただけると、少しはいい方向へ向かうのではないかと思ったりします。
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