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ただのパチンコ屋店員がデザイナー歴25年のプロになったお話⑦

「観察力」と「提案力」が鍛えられたパチンコデザインという仕事立て直しが必要なパチンコ店のコンサルを受け持つ傍ら、店内装飾などのデザインを担っていた私ですが、全ての店長、オーナーさんが協力的なわけではありませんし、明確に「この店のここを良くしたい!」というようなビジョンを持っている人ばかりではありませんでした。-私は特に子供の頃から絵を描くのが得意だったとか、PCが得意だとかデザインの専門学校に行ったとかデザイン事務所に勤めていた経験は何もありません。 ですが気がつけばillustrator、Photoshop、aftereffectなどもろもろ扱えるようになり、ありがたい事にお仕事を頂けるまでになりました。- 前回のお話↓第一話↓デザインでしんどいのは「とりあえずいい感じでよろしく」と言われる事デザイナーあるあるだと思います。私の経験上、こう言われてデザイン案を出しても必ずと言っていいほど一発OKは出ませんし、何度が作り直しが発生します。そりゃそのばずです、「とりあえずいい感じ」以外の要望がないのでこちらは勘で制作するしかなく、私が思っている「いい感じ」と相手が思っている「いい感じ」が同じなわけないのですから。まだまだ私も若造で経験不足だったのでその辺の事がよくわかっておらず、完成品を見せたら「ヤッパリコレジャナイ」と最初からデザインを練り直したり、言われるがままの修正地獄に嵌ってしまいとてつもない時間がかかるという状況に陥ってしまいました。いくつか案を用意してたとはいえ、全てNO!と言われるとなかなかくるものがあります。しつこいですが当時の私はデザイン業だけをやっているのでは
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ただのパチンコ屋店員がデザイナー歴25年のプロになったお話⑧

「使うか使わないか分からないけどとりあえず色々作っといて」の繰り返しだった若かりし頃の自分。「提案力」が必要とされる特殊な世界。前回の話と少し重なるところもありますが、パチンコ屋という性質上突発的なイベントが開催される事が多々あります。よくあったのが「明後日〇〇なイベントを打つ予定だからチラシと抽選券と整理券作ってといて!」「明日緊急点検工事で一部の時間休みにするから案内のポスターを〇枚作っといて!」というようなものです。前回のお話↓-私は特に子供の頃から絵を描くのが得意だったとか、PCが得意だとかデザインの専門学校に行ったとかデザイン事務所に勤めていた経験は何もありません。 ですが気がつけばillustrator、Photoshop、aftereffectなどもろもろ扱えるようになり、ありがたい事にお仕事を頂けるまでになりました。-第一話↓『急なお願いで時間も切迫しているので、こんな感じで大丈夫ですか?』と聞けば「いや、急なものでも店の顔になるんでしっかり作り込んで欲しい」との事、抽選券も引けばその場で捨てられてしまいます、休みのお知らせも工事の間数時間後で剥がしてしまうものなんですが…と思いつつ、まだまだ経験不足の若造なので「そういうものなのか」と言われるがままに徹夜で作っていました。中には使い捨てだともったいないし、再利用するので抽選券に全部ラミネートかけてそれを連番で300枚ほど作って!と言われ、あいよ!合点承知の助!と手作業で名刺サイズにカットしラミネート加工をして仕上げ、角が尖っていると危ないからとハサミでチョキチョキ丸めたりと1日仕事です。翌日いざ抽選に使用すると
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ただのパチンコ屋店員がデザイナー歴25年のプロになったお話⑥

前回トレースの神のような人と出会い、職人さんの弟子のようにガン見して覚えた技術をもとに沢山の練習を重ねました。目標はベタ塗じゃない立体的なトレースをものにする事です。-私は特に子供の頃から絵を描くのが得意だったとか、PCが得意だとかデザインの専門学校に行ったとかデザイン事務所に勤めていた経験は何もありません。 ですが気がつけばillustrator、Photoshop、aftereffectなどもろもろ扱えるようになり、ありがたい事にお仕事を頂けるまでになりました。-前回のお話↓第一話↓もう何人マリンちゃんを描いたのか分からない一番練習に時間を費やしたのが「海物語シリーズ」のマリンちゃんです。彼女も初期はベタで経験が少ない私でも比較的描くことができました。しかしパチンコ台の技術のスピードは凄まじく、ついこの間までちっさい液晶画面だったのが、プレステの技術をと導入しましたやら、なんやらと進化していきました。分かりやすく言うと今までこの左のマリンちゃんだったのが次の新台入替には右のマリンちゃんになってたという感じです。今でこそキャラクターの素材をどんな細かいものまで扱いやすいデータにしてくれる専門の業者がいますが(それなりに月額がかかります)当時はそんなのいません。ましてや私が抱える店舗は予算がないところばかりです。多少メーカーさんが用意してくれるデータもありましたが、ポスターをデザインするに当たって、固定されたポーズのキャラだけではデザインに限界があります。だって新台を入れるのはこの機種だけではなないので…なのでこのポーズのキャラを使いたいなぁと思ったら自分で描くしか選択肢があり
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ただのパチンコ屋店員がデザイナー歴25年のプロになったお話⑤

さて、コンサル業として5年ほど休みなしで働くのですが、色々な業種の方と関わる事が多くとんでもない技術をもつ人と出会う事がちょいちょいありました。-私は特に子供の頃から絵を描くのが得意だったとか、PCが得意だとかデザインの専門学校に行ったとかデザイン事務所に勤めていた経験は何もありません。 ですが気がつけばillustrator、Photoshop、aftereffectなどもろもろ扱えるようになり、ありがたい事にお仕事を頂けるまでになりました。-トレースの神との衝撃の出会い私はコンサル業をやりつつチラシやポスターなどのデザインと制作をやっていましたが、当時の最新技術であった動画には難しすぎてなかなか手を出せませんでした。大きな道路に交差点近くに建っているのパチンコ屋の看板に動画が流れてるようなアレです。さすがにこれは専門の業者に注文しないとなぁと、FLASHなどを制作している会社にお邪魔しました。そこにとんでもなくトレース技術が飛びぬけている人がいたんです。何ということでしょう、まるで絵をスルスル描くようにサクサクとトレースしていくのです。私は思わず「後ろで見ていいですか?」声をかけ、椅子をお借りし見学させて頂きました。20年以上前ですペンタブ、液タブはもちろんありません。使っているのは有線のボール式マウス。反応も悪いですし。たまにボールが動かなくなります。何故それでその曲線をそんなに早く描けるのか不思議で仕方がなかった。何よりも驚いたのが「ベタ塗じゃないトレース」です。立体感のないベタ塗のトレースなら未熟な私でも練習すればできました。ジャグラーなんかが良い例です。ベタしかあり
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ただのパチンコ屋店員がデザイナー歴25年のプロになったお話④

今までの経験をざっくり書き連ねるだけのつもりがシリーズ化してしまいました。もうしばらくお付き合い下さいませ。私は特に子供の頃から絵を描くのが得意だったとか、PCが得意だとかデザインの専門学校に行ったとかデザイン事務所に勤めていた経験は何もありません。 ですが気がつけばillustrator、Photoshop、aftereffectなど扱えるようになり、ありがたい事にお仕事を頂けるまでになりました。第1話↓第2話↓第3話↓さて、なんやかんやとありまして、ただのパチンコ屋の店員だった私が、パチンコ店専門のコンサル業をやる事になったわけですが、ここで技術を磨きまくったといっても過言ではありません。前にもお話しましたが、小規模店舗を担当することが多く、当時は曜日ごとや、日付ごとなど、毎日何かしらのイベントを行うパチンコ店がほとんどでした。イベントごとの店内装飾を他所の業者に頼むとなると30~50万円ほど毎回費用が掛かります。小規模店舗はそこに予算をかける事ができません。ましてや「立て直し」の為に私を呼んでいる状態なので…そこで私は「店内装飾の全てを自分がやるよ、それだと費用は1/3で済むよ。」と提案をしました。この「全て」はそのままの意味です。パチンコ店に入って目にはいる装飾はポスターからライターのロゴまで全部作りました。画像のような椅子カバーやプレート、旗はもちろん床張りやメンバーズカードのデザインまで全てです。他の業者で買ったプレートと同じデザインのが欲しいけど、もう売ってないor最低ロットが100枚単位でそんなにいらない…と言われればそのデザインをトレースして同じプレートを作
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ただのパチンコ屋店員がデザイナー歴25年のプロになったお話③

私は特に子供の頃から絵を描くのが得意だったとか、PCが得意だとかデザインの専門学校に行ったとかデザイン事務所に勤めていた経験は何もありません。 ですがなんやかんやとありまして、illustrator、Photoshop、aftereffectなど扱えるようになり、ありがたい事にお仕事を頂けるまでになりました。第1話↓第2話↓パチンコ屋店長がコンサルティング業へ!?店の運営とデザインの仕事、店長なので従業員の管理等で平均眠時間2時間以下という激務を続けて体を壊し、退職した私はひたすら寝て食べてまた寝るの生活を繰り返していましたが、そんな生活を半年ほどしているうちにやる事がなくなって、なんとなく、本当になんとなく「元気にしてるかなー」程度の気持ちで以前一緒に仕事をしていた先輩に電話をしてみました。最初は当たり障りのない会話でしたが話の流れで退職した経緯を話すと突然「あなたコンサルやりなさい。上の人に言っておくから面談の準備しといて。」と言い電話は切れてしまい、何のこっちゃ?すぐっていつやねん?と思っていると、まさかの翌日に面談⇒即決⇒再就職が決まり、あれよあれよとパチンコ店専門のコンサル業をする事になりました。まだ20代後半に差し掛かったばかりの頃です。パチンコ店専門のコンサルって何するの?と疑問に思われるでしょう。ざっくり言いますと、成績が落ちている店舗の店長になって立て直しをします(私の会社ではそうでした)それを何店舗も抱えます。経営に加え釘師セット(画像参照)を抱えて毎晩閉店後に釘を叩きにお店を渡り歩いたりもしていました。沢山の店舗を見ていると、小規模なお店で店内は古くて暗
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ただのパチンコ屋店員がデザイナー歴25年のプロになったお話⑨

デザインのごり押しはよくない。自分じゃ納得していないデザインでも相手に刺さる場合もたくさんある。というのを学んだのもこの業界のおかげでした。デザイナー以外にコンサル業と店長も兼任していたため、経営以外にも店内のビジュアル面や広告にも意見を出すことが多く、また決定権も自分にあったので意識はしていなくても自分好みの内装やデザインに偏ってしまいがちでした。前回のお話↓第一話↓今までこれで売り上げを出して閉店待ったなしの店舗を立て直してきたのだからこれで間違いないはず。と思っていたのも事実。第七話でも触れましたが明確に「ここをこうしたい!」というようなビジョンを持っている人ばかりではありません。それならば「ここをこうしようああしよう」と提案して決定していくのですが、出来上がってもなんだか反応が薄い。気に入ってないのか?でも提案段階では何も言われてないし、最終決定もこれでいいと言ってたし、何日もかけて作ったし自分でもよくできたと思うポスターなのにな…という事が何度かありました。その逆もしかりで、急に発注を受けて1時間ほどで仕上げた、正直自分では納得していないポスターを今まで「うん。なんでもいいよ。おまかせするわ。これでいいよ。」な反応だった人から「いいね!めっちゃカッコいい!これいい!」と大絶賛されたりとかもあります。よくSNSでもありますよね。バズるのを狙って時間かけて描いた絵や編集した動画がパッとせずサラッと書いた絵、偶然撮れた動画が大バズりするような感じ。でも代金を頂いて仕事としてやっている以上それじゃダメなんですよね。自分が満足していてもしょうがない。「なんでもいい」と言いつつも
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