私は特に子供の頃から絵を描くのが得意だったとか、PCが得意だとかデザインの専門学校に行ったとかデザイン事務所に勤めていた経験は何もありません。
ですがなんやかんやとありまして、illustrator、Photoshop、aftereffectなど扱えるようになり、ありがたい事にお仕事を頂けるまでになりました。
第1話↓
第2話↓
パチンコ屋店長がコンサルティング業へ!?
店の運営とデザインの仕事、店長なので従業員の管理等で平均眠時間2時間以下という激務を続けて体を壊し、退職した私はひたすら寝て食べてまた寝るの生活を繰り返していましたが、
そんな生活を半年ほどしているうちにやる事がなくなって、
なんとなく、本当になんとなく「元気にしてるかなー」程度の気持ちで以前一緒に仕事をしていた先輩に電話をしてみました。
最初は当たり障りのない会話でしたが話の流れで退職した経緯を話すと突然
「あなたコンサルやりなさい。上の人に言っておくから面談の準備しといて。」と言い電話は切れてしまい、
何のこっちゃ?すぐっていつやねん?と思っていると、
まさかの翌日に面談⇒即決⇒再就職が決まり、あれよあれよとパチンコ店専門のコンサル業をする事になりました。まだ20代後半に差し掛かったばかりの頃です。
パチンコ店専門のコンサルって何するの?と疑問に思われるでしょう。
ざっくり言いますと、成績が落ちている店舗の店長になって立て直しをします(私の会社ではそうでした)それを何店舗も抱えます。
経営に加え釘師セット(画像参照)を抱えて毎晩閉店後に釘を叩きにお店を渡り歩いたりもしていました。
沢山の店舗を見ていると、小規模なお店で店内は古くて暗くすべてがボロボロ、壁や床に穴が開いてしまってどうにか見栄えよく装飾したいけど業者に頼むと高くてそこまで予算が割けないという店がいくつも出てきました。
ここで先輩が私に「コンサルをやれ」と言った理由が分かった瞬間でもあります。私の知識と技術と工作スキルが大きな転機を迎えました。
会社からも必要な機械と場所を用意するから、その知識と技術と工作スキルを商売にしなさい、今まで会社としても店内装飾は他所の業者に繋ぐ事しか出来なかったから、自社でやれると大きい。とGOサイン。
パソコンやソフトはもちろん念願の大型プロッター(印刷機)、分厚い物も大型の物もラミネート加工が出来る機械、オフィス用の複合機や作業が出来る場所も作ってもらい、今後必要であれば人員も少しづつ増やすよって事でひとつの部署としてスタートを切りました。
幸い機械関係は前職で専門の業者との繋がりもあり、材料調達や使い方もクリア。
それから前職とは比べ物にならないほどの忙しさ。
今まで自分の店舗だけやっていた店内装飾を複数店舗やるわけです。
それも限られた予算内で壁に空いた穴や傷、ヤニ汚れなんかを隠さねばなりません。
この画像の「10倍遊べる」と書いてある部分を幕板と呼ぶのですがこれを、
自分で寸法を測りに行ってデザインして、印刷をして、カットして、ラミネート加工をして貼り付け作業まで1人でやっていました。
工作スキルが活きまくりです。前職で沢山失敗してきた経験が役立ちました。
店内で使用する全ての装飾を制作した事もあります。
15年後にその店が閉店すると耳にして、見に行ったら当時作った幕板やプレートをまだ使って頂いていて、少し感動しました。
そういえばこの時は1人ではどうもならな過ぎてプレートを切る専門のパートさんを雇ったなぁなんて懐かしがったり。
複数店舗の店長業務と閉店後の釘調整と店内装飾…この時代は正直どうやって生活してたのかはっきり覚えていません。
ですがコンサルという仕事、店を立て直すという約束で仕事を頂いてるのでとにかくやるしかありません。
デザイン事務所ではなくコンサルティング会社ですのでデザインだけやってりゃいいわけでもなく、店の成績を上げるという結果を出さなければならないので馬車馬のように働きました。
店内装飾、ポスターやチラシ作成はこちらから提案させてもらって、(あまり相手の要望ばかり聞いていると仕事が回らないというのも正直ありました。)
そのスタイルが功を奏したのか
「これならウチの店でもやって欲しい」と仕事を頂く事も多く、
ますますデザイナーとしての経験を重ねて行くのでした。
続きはまた次回。
読んで頂きありがとうございます。
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