「初めて」は、一度しか経験できない
先日、とある知り合いのココナラ出品者の、「初めてのお客様」になりました。まだココナラを始めたばかりの方でしたので、よかれと思って購入しました。その後、こんなことを言われました。「初めて売れたのは嬉しかったけど、知り合いなので、ちょっと複雑な気持ち。」もちろん、悪気があって言ったわけではありません。私も、それほど深刻に受け止めたわけではありません。でも、その言葉を聞いたあと、少しだけ考えてしまいました。「初めて」という言葉には、自分が思っている以上に、人それぞれの思いが宿っているのかもしれない、と。初めてのお客様。初めての仕事。初めての海外旅行。初めて一人暮らしをした日。初めて人前で話した日。人生には、色々な「初めて」が何度も訪れますが、それぞれの「初めて」は一度きり。二回目になった瞬間、それはもう「初めて」ではなくなります。だからこそ、私たちは「初めて」という出来事に、ちょっと敏感なのかもしれません。初めて会った場所。初めての給料。初めての受賞。初めて付き合った人。「初めて」というだけで、その出来事は、記憶の中で少し特別な場所に置かれる気がします。もう二度と経験できない時間だから。そんな風に大切に思っているのかもしれません。一方で、初めての一回よりも、その後に積み重ねた時間のほうが、心に残っていることがあります。「初めて」は一度しかありませんが、一番大切な出来事が、いつも「初めて」だとは限らない。そう考えると、「初めて」と「特別」は似ているけれど、少し違うものとして扱ったほうが良いのかもしれません。冒頭の出来事を思い返してみると、「知り合いだったから複雑な気持ち。」その言葉の奥
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