志茉の秘密 【👁1】
話したいけど、みんなに知られるのは嫌で...だけどね...誰かに聞いてほしい...そんな志茉の体験を綴りました。共感していただけたら、うれしいです。普段、人には話さない志茉の心の内を綴っていきます。話さないのは話しても、きっと信じてはもらえないからです。でも、あなたなら信じてくださると思っています。それは、ず~と、ず~~と前のこと、秋の晴れた日の出来事でした。外出先から帰宅し、空地のような見晴らしのいい駐車場に父は車を駐めました。助手席から降りた志茉は、いつものように空を見上げると、白くて透明な生き物がゆっくりと5メートル上空をたゆたうように移動していました。至近距離でしたので、きらきらとクリスタルのように輝く鱗、その陰影からその生き物は紛れもなく、お寺の天井などに日本画の巨匠が描く龍でした。運転席から降りてきた父も気付き、二人で「何?あれ?? 龍の形してる...なに?」と言うことしかできず、ただただ茫然とその生き物が、少し高台にある近所のおばあちゃん家の高い生け垣を越えて行くのを眺めていました。あなたは、「なぜ追いかけないの?なぜ捕獲しないの?」と思いましたか?現実に奇妙なものを見ると、志茉は自分の安全第一になっていました。スピリチュアルなど絶対に信じない現実主義の父と二人で見たので、あれは幻覚でも目の錯覚でもないと確信しています。その体験をしてから、不思議な生き物、未知との遭遇に興味があるようになりました。テレビなどでも特集されていますが、嘘もあれば事実もあると思って興味深く見ています。ただ、この体験をして思うことは、体験者本人しかそれが真実だとは思わず、いくら力を込めて話
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