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山上徹也氏のホロスコープから見る、使命が復讐へ反転したとき

正しい手段では届かなかった声が、最悪の手段で届いてしまった安倍晋三元首相の暗殺事件について、前回は安倍さん側のホロスコープから見ていった。今回は、山上徹也氏の側から見てみたい。彼は何を背負っていたのか。なぜ旧統一教会そのものではなく、安倍晋三という一人の政治家を標的にしたのか。人を殺す暗示は、最初からあったのか。そして、どうすれば別の人生を選べたのだろう。ホロスコープを読み進めながら、僕はひとつのことを考えた。この人は、もっと早い時期に適切なインド占星術の鑑定を受けていたら、別の道を選べたのではないか。もちろん、占いを受ければ事件を必ず防げた、という話ではない。占い師は警察でも医師でも法律家でもない。生活を立て直す制度の代わりにもならない。ただ、自分の人生が何によって縛られているのか。自分の中にある怒りを、どこへ向ければよいのか。それを早い段階で言葉にできていたら。「もう復讐しか残っていない」という場所へ行く前に、別の出口を見つけられた可能性はあったと思う。今回使うホロスコープについて山上氏の出生時刻は公表されていない。そこで、家族に起きた出来事、自衛隊への入隊と退職、過去の自殺未遂、仕事、事件に至るまでの行動など、確認できる出来事を使ってレクティファイを行った。本命候補として出たのは、夜間の時間帯だった。ただし、最有力候補のラグナは星座の境界に近い。出生地も三重県内の仮置きであり、出生時刻が公的に確認された図ではない。そのため、細かな性格や出来事まで断定するのではなく、複数の候補でも残る大きな構造を中心に読んでいく。そして、占星術は犯罪の原因や責任を証明するものではない。ここ
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政治家と宗教団体:2022年8月のコラムの転載

先月の8日、後2日で参議院選挙の投票日という選挙戦の終晩にその事件は起きた。 安倍晋三という総理大臣を2度務め、7年だか8年の戦後総理大臣の最長在任記録を更新した保守政治家が、晴れ渡った白昼の真っただ中、奈良市の観衆や聴衆の眼前で、手製の銃弾で射殺された事件である。 この事件が注目されたのは 先ずは被害者が今なお日本の保守系政治家たちに対して大きな影響力を有しており、政界では老齢とは言えない67歳という年齢の元首相であった、という事にあったであろう。 次いでは、夏の盛りの白昼の選挙応援中の事件という事である。 三年前の7月同じ参議院選の際に、同じこの政治家が札幌で選挙演説をしていた時に、ヤジを飛ばした見物人数人が、北海道警の警察官たちによってヤジを行っている最中に、身柄を隔離確保されたという事があったが、その時の警護体制と比べずいぶん開きがあった事に、ちょっとした驚きがあった。 今から2代前の元総理大臣であった事、当時は現役の総理大臣であった事もひょっとして影響していたのかもしれない、と想った。 当時は官僚たちの時の権力者への忖度がかなり大っぴらに行われ、それが出世に繋がると官僚たちが想っていた時期であった。 因みに3年前札幌で現場指揮を執っていた中間管理職の警察官はその後、無事にというか彼の期待通りに出世している、という事である。 いずれにしてもかつてそのような忖度を受けていた元首相が3年後に奈良市で、いともアッサリと銃撃者の被害に遭ったことが驚きであったのだ。 やはり権力の中枢に現役でいる人間と、権力の中枢からリタイアしてしまった政治家では、官僚たちの忖度度合いも変わってし
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