絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

うつ療養中の過ごし方 ④家族側の心得とQ&A

今回は「うつ療養中の過ごし方」シリーズの最終回です。うつ療養生活の中で家族の方に覚えておいていただきたいこと、うつ療養についてよくある疑問について考えてみました。1.うつ療養中の家族側の心得5つ①時間を味方にする辛い時、しんどい時は、えてして「きっとこれが良くなることなんてない、ずっとこの状態が続くんだ」と思い込んでしまいがちです。状況が悪いときは思考が硬直化しているので、冷静になって効果的な対策を取ることが出来ません。でも「なんとかしたい」という気持ちはあるから、思い付いたことを色々試したりしませんか?辛い中必死でやった対策がほとんど効果が無いと、更に気持ちが凹んでしまいます。その時は、「ずっとこの状態が続く」ということはない、と、思い出してほしいです。すこーーしずつかもしれませんが、必ず状況は変化します。そして人は良くも悪くも馴れる生き物です。うつ療養の辛さにも「耐性」が付いてきます。馴れてきたこと、初期から少しは変化したうつの症状を見て、冷静さが戻ってきます。冷静になれれば具体的で現実的(=ポジティブ)な対策を考える余裕が生まれます。その時に共通しているのは「時間の経過」です。放っておいても勝手に経過してくれるのが時間です。辛い時は時間の流れに任せましょう。②うつ病の人の話を遮らないうつ病の人と会話をする時、「何か相手にとって有益なことを言ってあげなければ」と意気込み過ぎて、相手の話を遮ってしまう場合があります。特にうつ症状が重い時は、思考がゆっくりになって、言葉が出てくるのもゆっくりで、話にもまとまりがなく、『結局何を言いたいんだろう?』と、聞いていてじれったくなったり
0
カバー画像

家族を支えるあなたへ—心の負担を軽くする3つの考え方

病気になった家族を支えたい。 できるだけ早く元気になってほしい。そして、以前のような生活に戻りたい。 家族として当たり前の願いなのに、心の病気ではそれがなかなか難しいと感じることがあります。 なぜなら、心の病気は一般的な病気とは違い、治療の過程が見えにくく、回復のスピードも一定ではないからです。 加えて、支える家族自身の不安や葛藤も大きくなりがちです。 実は、ケアをする側の心のあり方が、支える生活の質や家族の回復にも大きく影響します。 だからこそ、支える家族自身も自分のメンタルケアを大切にすることが必要です。 今回は、家族を支えるうえで役立つ3つの考え方「セルフコンパッション」「課題の分離」「リフレーミング」についてお伝えします。 ➊セルフコンパッション——自分に優しくすること 「もっと頑張らなきゃ」「自分がしっかりしないと」と、自分に厳しくなっていませんか? セルフコンパッションとは、「自分に対して思いやりを持つこと」です。 つらいとき、自分を責めるのではなく、友人にかけるような優しい言葉を自分にもかけてあげましょう。 例えば「今日はよくやったよ」 「しんどいのは当たり前だよね」 「私も休むことが必要なんだ」 こうした言葉を自分にかけることで、心の負担が少しずつ軽くなります。 家族を支えるには、まず自分自身の心をいたわることが大切です。 ➋課題の分離——どこまでが自分の役割かを考える 「何をしても良くならない」「もっと自分が頑張らなきゃ」と感じてしまうことはありませんか? しかし、家族の回復はあなたの努力だけで変えられるものではありません。 ここで大切なのが「課題の分離」と
0
カバー画像

#9 家族は育てていくもの ~最初から完璧な家族なんてない~

私は現在、夫と1歳の息子と暮らしていますが、実はこれは2回目の結婚生活です。1回目の結婚では、前夫が入籍直前にうつ病を発症。原因は、結婚の1年ほど前にした転職と、そこから始まったはじめての一人暮らしという大きな環境変化でした。結婚のため、一足先に関東に移っていた前夫に合流した私は、同居と同時に介護者になりました。右も左もわからない関東での新生活。新しい職場初めての結婚生活そして前夫の心のケア…。“こんなはずじゃなかった”という気持ちが、ずっと心のどこかにありました。 理想と現実のギャップ 病院で働く中で、手を取り合い受診する高齢のご夫婦を何度も見かけました。羨ましいなと思う反面、“きっとこのご夫婦のこの 関係は、一朝一夕で 築かれたものではないはず”そう思って見つめていました。“何十年もかけて、困難を一緒に 乗り越えてきたからこその 今の姿なんだ”いっそのこと、寿命のことは良いから、早くその域にいきたいと思っていました。そのくらい、頼れるところのない状況での前夫のサポートはしんどかったです。何度も重ねる“試練”が、家族のかたちを作る 前夫は無事に復職し、薬を飲まなくても生活できるまでに回復しました。しかし、結婚のスタートから対等な夫婦関係ではない状態で2年を過ごしたこと、価値観の不一致などのより、結果的に別々の道を歩むことになりました。その経験があったからこそ、今の夫との生活においては、ぶつかるたびに“これも家族としての レベルアップの過程”と捉えられるようになりました。結婚や出産などのライフイベントは、家族の土台を大きく揺らします。そのたびにすれ違い、衝突し、それでも対話しな
0
3 件中 1 - 3