【制作秘話】赤髪の狂犬が吠えた夜。ドクドクドックス新曲「なぁ」レコーディングレポート
私 竜崎真次がかかわっているバンドにdokudoku dogsというバンドがある。「オッパイは地球を救う!!」レコーディングスタジオの静寂を切り裂いたのは、ドクドクドックスのボーカル、GEKI(激)の咆哮だった。スタッフ全員が吹き出し、最初のテイクは案の定、使い物にならない。だが、私はあえてマイクを止めなかった。この男の「バカがつくほどの真剣さ」こそが、ドクドクドックスというバンドの心臓(ドクドク)そのものだからだ。今回、私が彼らと向き合った新曲「なぁ」は、これまでのエロティックな衝動を一度削ぎ落とした、剥き出しの「絶望」をテーマにしている。ブースの中、赤い髪を振り乱してマイクに噛み付くGEKI。彼は歌い出しの「なぁ」という一言だけに、三時間を費やした。魂が震えた。彼がマイクの前で、ただひたすらに繰り返した言葉。楽曲タイトル:なぁアーティスト:ドクドクドックス会話はもう途切れていたスクリーンだけが息をしてる同じベッド夢別れて朝になれば他人顔壊れないように壊してるそんなやり方覚えた夜なぁどうする君がなぁほんとはなぁ好きだからなぁでもなぁいなくなるなぁなぁなぁ答えなんて欲しくないのに(そうだなぁ)(このままなぁ)(夜が溶けりゃ)(それでいいなぁ)なぁやっぱり好きだなぁなぁなぁ置いていくなら最初から優しくするなよなぁそうだなぁそれは、去りゆく女への未練か、あるいは自分を認めない社会への呪詛か。「監督、俺、おっぱいと同じくらい、この虚無感が好きかもしれないッス」汗だくでブースから出てきたGEKIが、少し寂しそうに笑ったのが印象的だった。普段は「巨乳伝道師」なんて呼ばれてライブでTシャツ
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