清掃業の見積・原価管理|自分の時間も入れて1件の採算を振り返る
清掃の仕事は、売上が同じでも、作業時間や駐車場代、消耗品費によって採算が変わります。次の見積もりに生かすために、予定と実績を1件ずつ比べてみましょう。たとえば、売上24,000円の仕事を考えます。以下は架空の例で、金額は税抜です。料金相場を示すものではありません。【見積もり時】・準備、移動、片付けを含む総時間:5.5時間・交通費や駐車場代、消耗品費などの直接支出:3,400円・自分の仮の時間単価:1,800円売上から直接支出を引いた残額は20,600円。自分の時間相当額9,900円も引くと、採算を見るための利益の目安は10,700円です。【実際に終わってみると】総時間は7時間、直接支出は4,400円でした。同じ時間単価で計算すると、自分の時間相当額は12,600円。24,000円−4,400円−12,600円=7,000円見積もりより3,700円少なくなりました。内訳は、時間の増加分2,700円と支出の増加分1,000円です。売上だけでは見えにくい差を、このように分けて確認できます。まずは、終了した1件の時間と支出をメモするだけでも十分です。現場作業以外に何時間かかったか、駐車場代や追加の消耗品を見込めていたかを振り返り、次の見積もりの条件を見直します。なお、自分の時間相当額は採算確認のための仮の費用です。この計算結果は現預金残高や税務上の利益ではなく、固定費・税金・未収金も反映しません。同じ計算を繰り返したい方向けに、見積もりと実績を並べて入力できるXLSXを用意しています。「見積・実績チェック」「記入例(架空)」「使い方」の3シート、マクロなし。1ファイルで1案件を扱います
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