工場を倉庫にしない 〜ルートコーチ名言集 ②

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 コーチングを始めるのと前後して私自身3年ほど定期的にコーチングを受けるという体験をしました。この時のコーチを私は「ルートコーチ」と呼んでいます。ルートコーチについては「ルートコーチ名言集①」に書きましたのでそちらもあわせてご覧ください。
 今回は「ルートコーチの名言その②:工場を倉庫にしない」です。しばしば真意がわかりづらく「謎言?」それとも「迷言?」と思わせるようなフレーズが多い中でもこれは比較的わかりやすいように思います。工場は本来モノを生産する、生み出す場所です。そこにモノを貯め込んでは行けない、ということなのでモノの生産を知的な生産に置き換えればそのまま「知識は活用せよ、何かを生み出すのに使え」ということになります。ルートコーチが伝えたかったのも多分そういうことで間違っていないと思います。
 知識を仕込むことをインプット、そこから何かを生み出すことをアウトプットとよく言いますがアウトプットを忘れてインプットばかりしているのではダメよ、ということです。

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(「よい学びになりました」で終わらせない)
 コーチングをしていると行動を起こして欲しいと願ってお伝えしたことが「知識」として受け取られてはいるもののなかなか行動に結びつかない、ということがしばしば起きます。「よい学びになりました」「勉強になりました」という類のフレーズに代表されて、「ためにはなったけれど、実行する気にはなれないな〜」という無言の吹き出しが見えるようです。
 ついうっかり口グセのように言ってしまうこともあるでしょうけれど「良い学びになりました」という表現には「これ以上は特に何もしません、考えません」という意識が見え隠れしています。学生に授業の感想レポートを求めた時にこう書かれると多くの先生は残念な気持ちにさせられます。そこから自分で発想を広げたり、経験を踏まえて考えたりして新たな思考を展開させたり、さらに調べてみるといった「行動」へのきっかけになって欲しいと先生は期待するものです。
 コーチングでクライアントさんからこのようなフレーズが出た時には「よし来た!」とばかり行動へ向けてのコーチングがスタートすることでしょう。問いかけの方法はいろいろあります。たとえば、
・「せっかく理解できたのに行動を妨げているものは何ですか?
・「他の考え方の方が良いと思えるなら、それを一緒に考えてみましょう」
などなど。
 もちろん当面は知識のストックとしてしっかりと記憶に留めておく、貯めておくというのも悪くはないでしょう。しかし貯めているだけではいつしか忘れてしまったり、あれこれ雑多な知識でがんじがらめになり動けなくなってしまったり、ということになりかねません。これが「工場が倉庫になった」状態です。

 コーチングがティーチングと異なる一番大きな要素は、ティーチングが知識にフォーカスするのに対してコーチングは行動にフォーカスするという点です。あなたの工場がもし倉庫化しているとしたら、素材や未完成の半製品、製品在庫を整理して不要なものは捨て、工場が効率よく稼働できるようにして製品が生み出されるように意識すべきです。そして工場で出来上がった製品はできるだけ早くできるだけたくさんの人に送り届けましょう。

(余談ですが…)
ここでは工場を知的生産の比喩として捉えましたがもっと近い類推として身近な空間、たとえば「デスクの上」とか「PCのデスクトップ」「キッチン」「家の階段」とかをイメージすることもできるでしょう。それらは本来の目的に叶う空間になっていますか?
・デスク(PCのデスクトップ)に「とりあえずそこに置いたもの」が乱雑に散らかっていませんか?
・キッチンのカウンターに大量のスナックや容器類が収納されずに置かれていませんか?
・階段に整理しきれない本がうず高く積まれていませんか?
ハイ、これら全て私自身のことです(笑)。
工場の整理整頓にさっそく今日からとりかかりましょう。
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