人生に「意味」なんかいらない

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コラム
こんなタイトルの本を見つけた。
ネットの書評を探検するとこんな記述がある。

意味などなくていい。今、この一瞬を楽しむことができれば、それで、十分、あなたの人生は幸せではないですか?意味を求めすぎるから、その目の前にある幸せが見えなくなるのではないでしょうか?(195ページより)

「私たち」は、いや言い直そう。

「私」は人生の意味を見つけるためにこの世に生まれてきたわけじゃない。豊かになるために生まれてきたわけでもない。幸せになるために、幸せをかみしめるために生まれてきたと思う。

でもここで「じゃ、お前の幸せって何?」と言われてしまうと、また深い意識の海におぼれてしまう

そんな時は、過去に自分の書いたものをもう一度読み返してみよう。

生き残るために食べるという本能的なものでなく、旨い肉を食べたい、甘いケーキを食べたい、そんな単純な欲を大切にしている。そして、そのときを楽しんでいる。楽しさのパワーは自分の身体の中を駆け巡り、言葉を変え行動を変える。やがてそれは他人にも伝わる。

生きたいと思う気持ちがパズルのピース(一片)なら、千枚のピースがつながった「ヒマワリの絵」は、探していた、私が生きる理由(目的)かもしれない。


「生きる理由」とは、「人生の意味」

でも人生に意味なんて必要ない。生きる理由を探せば、自分の無価値を突きつけられるだけだ。世間に認知された有名人と自分を無駄に比べて、暗い森の中をいつまでも彷徨うだけだ
パズルのピースを一片一片探すように、自分の近くから幸せを埋めていく。こんな誰の役にも立たないことを淡々と紡ぎたい。


スクリーンの中で、寅さんが満男に答えていた。
「あのさあ?」
「なんだ」
「人間ってさあ」
「人間?」「人間どうした?」
「人間は何のために生きてんのかな?」
「お前難しいこときくなあ」
「う~ん」「なんていうかな」
「ほら」
「あぁ、生まれてきてよかったなと思うことが何べんかあるじゃない」
「ねえ?」
「そのために人間生きてんじゃないのか」
「う~ん」
「そのうち、お前にもそういう時は来るよ」
「まぁ頑張

寅さんってやっぱりすごい!いいね!




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