子育ての躾において、『毅然とした態度』と『暴力』は全く違うものです

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普段は面白くて優しいお父さんでも、

『ダメなものはダメ』

『やるべきことはやれ』

『やっていないのにグズグス文句を言うな』

毅然とした態度を取っていると、
子供は敏感に反応して

『やらないとまずな、、、』

と思うようになります。

これとは逆に、
普段から無駄に厳しく、
気に食わないことがあると
すぐに手を挙げるお父さんに対しては、
子供はどんどん不満を募らせて
言うことを聞かなくなることが多いです。

子供が言うことを聞かないと
お父さんはさらに機嫌が悪くなり暴れる

子供はさらに不満に思い、
お父さんを無視し出す、、、

お父さんは
『勝手にしろ!』
子供に興味がなくなり見捨てる

まさに『負のスパイラル』です。

どこかでボタンの掛け違いが
起こってしまったのだと思います。

こうならないためにも
『子供の話を聞く』ことは
とても重要だと思います。

親が話すのではなく、
子供に自分から話をさせることは
とても重要だと思います。

(うまく相槌を打たないと、
自分に興味がないと思われてしまい逆効果になります)

たわいもない話の中で
自分の子供が何に興味を持っているのか、
どんな不満を持っているのか、
どんな悩みを持っているのか
を知ることで
『子供への接し方』
も変わってくると思います。

親に不信感を持っている子がよく言うのは
『親は俺に興味がない』
ということなんです。

『平日は仕事でほとんど会えない』
『休日は自分の好きなことをしている』
『親のやりたいことに引っ張り回されているだけ』
こういう風に子供が思ってしまうと、
親子関係はどんどんこじれていきます。

こうならないように
早め早めに対処してみてください。

幼稚園の頃、
5、6歳の頃から机に座る練習などをして
『やるべきことは淡々とやる』ことを
覚えさせていった方がいいと思います。

それによって
子供が『逆ギレ』することはなくなると思います。

話はちょっと逸れますが、
『毅然とした態度』で
忘れられないご家庭があります。

私がお父さんに
『やってはいけないことを何度もやったのですから、
ちゃんと叱って正しい道を教えてあげた方がいいんじゃないですか?』

『わかりました。この後息子と話をしてみます。』

次の授業の時にお父さんにお会いして
『親として毅然とした態度で叱りました』
とお聞きしました。

どんな風に叱ったのかな?
と興味があり子供に聞いてみると、

『つねくられました。
何度も何度も、、、。
意味がわからないんですけど、、、』

『………』
(拷問か⁉️)

お父さんにどういう意図があったのかは、
今でも謎のままです、、、。

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