中学受験で「当たりの家庭教師」を選ぶポイント その2

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プロ家庭教師「名門指導会」の代表西村則康先生の記事で、
『中学受験で「当たりの家庭教師」を選ぶ13のポイント』
が書かれていました。

以下、13のポイントです。

『身だしなみはきちんとしているか?』
『きちんと挨拶ができるか?』
『正しい位置に座って指導しているか?』
『子どもとうまく接することができているか?』
『通常のコミュニケーション能力があるか?』

『子どもを楽しませることができているか?』

小学生なので
ただ勉強を教えていればいいわけではありません。
辛いこと、キツイことを楽しくやらせないとなりません。

飽きてきたなと思えば、
少し楽しませてやる気を戻す。

こういうところにも
プロ家庭教師の実力が出ると思います。

『親の相談にきちんと乗ってくれるか?』

今の中学受験には
本当にとても大切だと思います。

ネットの中にはたくさんの情報が溢れていて、その取捨選択が難しいです。 

匿名の情報は特に真偽が不明ですし、
その情報が自分の子供に当てはまるのかの
判断が特に難しいです。

何パターンに分けて説明している先生も、
実際にはもっと緻密に判断して指導されています。
指導してみないと判断できない点は多々ありますので、
タイプ別の分類はあまり鵜呑みにせず
信頼できる先生に直接確認した方が安全です。

特にグレーゾーンの子には緻密な判断が必要です。

『講師としての指導スキル、力量は十分か?』

初見の問題にどれだけ対応できるかは、
とても大切だと思います。

先生の実力を試すために、
わざと難問を質問してきて
私の実力を測ろうとする子もいます。
勉強に自信を持っている子に多いです。

これはチャンスです。
ここで圧倒的な実力差を見せて
天狗の鼻をへし折ってあげれば、
その後の授業は素直に聞いてくれます

『子どもの個性やクセをすぐに見抜けているか?』

子供のノート、答案問題文の傍線などからその子の癖を読み取れないと、
家庭教師としては使いものになりません。

子供の癖は直すべきところは直しますが、
直さない方がいい時や
直すのに時間がかかり過ぎて入試に間に合わない時は、
その子の癖に合わせて解きやすくしてあげるために、
少しだけ解き方を変えてあげます。

子供の状態を見ずに
先生の解き方を一方的に押し付けている時は、要注意だと思ってください。

『ブレない』のと『ただの頑固』違いますので、注意してください。

『学習に必要な「姿勢」「鉛筆の持ち方」まで指導しているか?』

子供がどうやって解いているか、
どこを見て解いているか、
問題を解いているフリをして鉛筆で遊んでいないか、
聞いているフリをして足で遊んでいないか、
違うことを考えていないか、などを
子供の目線、手足の動き、表情、筆圧などで判断しています。

問題やノートの置く場所なども、
その子の姿勢に合わせて微調整します。

『授業中に子ども自身に説明をさせているか?』

一方的に教えてばかりいると
供が頭を使わなくなってしまうために、
子供自身に説明させます。

解き方を論理的に説明させることで、
自分が表面的な理解しかしていなかったことに気がつき
そこからさらに悩み考えるので理解が深まり定着します。

『短所ばかりを注意していないか?』

『ツンデレ』とはちょっと違いますが、
ずっと優しいのもダメですし、
ずっと厳しくしているのもダメです。

メリハリが大事だと思います。

自分への注意を子供が聞こうと思うように
仕向けなければなりません。

このさじ加減も経験からわかるようになります。

『やたらに叱ったり、怒鳴ったりしないか?』

これも同じで、
叱りすぎもダメです。
怒鳴るのは基本的にダメです。

ただ、あまりに身勝手で態度が悪い子には、
怒鳴らなければならない場合も出てくると思います。

私にクッキーを投げつけてくる、
私の頭にお茶をかけてきた、
顔にサッカーボールを蹴ってきた、
机の上からドロップキックをしてきた、
あからさまに無視して舌打ちをしてくる、
ニヤニヤしながら暴言を吐く、
こういった子たちが現実にいました。

私が怒鳴るのではなく、
親に知らせた方がいいのでは?
と思われた方もいらっしゃると思います。

ただ、
こういう子たちの親は、
自分の子供がこういう態度だ
ということを知っています。

こういう態度を直すことも、
(躾のし直しも)
家庭教師の仕事の一部だと思っています。

ですので、
ご両親にお伝えしても
事態は何も変わりません、、、。

また、
キツく叱る時は、
叱る前にご両親に必ず確認し、
どうして欲しいかまでお聞きします。

さらに、
『あなたを絶対に合格させてあげたい』
『あなたを心配している』 という想いが
子供に伝わるようにしなければならないと思っています。

文字で書くのは簡単ですが、
日々の授業を真剣に誠実に行なっていなければ、
絶対に子供には伝わりません。

駆け引き無しの真剣勝負です。

最近は親の愛情不足の子たちが多く
この子達は大人の嘘に敏感なので、
ここも家庭教師の腕の見せどころだと思います。

ご不安なこと、気になることがあれば、お気軽にご相談してくださいね。

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