ある朝突然、子どもが「学校、行きたくない」と言い出した。
そのとき、あなたはどう反応しましたか?
「えっ、なんで?」「昨日まで普通だったのに」「とりあえず行ってみなよ」——そう言ってしまいそうになりますよね。
でもこの最初の3日間の対応が、その後の子どもの回復にとって非常に大切な分岐点になります。今日は、子育て相談の現場で多くの保護者と関わってきた経験をもとに、最初にやること・やってはいけないことをお伝えします。
■ まずやること:子どもの言葉を「受け取る」
最初の一言は「そうか、つらいんだね」でいい。
理由を聞かなくていい。解決策を出さなくていい。ただ「あなたの気持ちを聞いた」というメッセージを伝えることが、この時期の子どもにとっていちばん必要なことです。
子どもが「行きたくない」と言えた、それだけで十分すぎるほど勇気のある行動です。その勇気を、最初の言葉で受け止めてあげてください。
■ やってはいけないこと:問い詰めと即解決
「なんで行けないの?」「どうしたいの?」「いじめられてる?」——矢継ぎ早の質問は、子どもを追い詰めます。
子どもは大人のように言語化が得意ではありません。自分でもなぜ学校に行きたくないのか、わからないことがほとんどです。「わからない」と言える子はまだよくて、黙り込んだり「別に」と言ってしまう子も多い。それは無関心ではなく、言葉にする力が追いつかない状態です。
■ 3日間、休ませて様子を見ることの意味
「休ませたら癖になる」という不安、よくわかります。でも、発熱している子に「行ってみなよ」とは言わないですよね。心も同じです。
最初の3日間は「休養」として位置づけ、子どもが安心できる環境を整えることを優先してください。その間に、保護者自身も落ち着いて状況を整理する時間を持てます。
■ 相談のタイミングについて
3日経っても気持ちが変わらない、朝になると体調が悪くなる、ということが続くようであれば、専門的なサポートを検討するサインです。
「どこに相談すればいいかわからない」「担任に話したけれどうまくいかなかった」「夫婦で意見が合わない」——そういう状況でも、一人で抱え込まないでほしいと思います。
私はこれまで多くのご家庭の子育て相談に携わってきました。不登校のはじまりから学校との連携、そして保護者自身のメンタルのケアまで、一緒に考えていきます。
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