高卒認定試験、もう出願期間中です。
昨年、この試験の挑戦する!と頑張ったA君とB君、この授業は2人で、という時間でした。
冒頭、文字おこしをしてみたんです。
1⃣の(1)は因数分解、いわゆるたすき掛けの因数分解です。
ここまでで30分くらいでした、展開からの説明。
このあとに
という、正攻法とでもいうのかな、よく見る「たすき掛けの因数分解」の解き方の説明に入りました。
講義・授業へのこだわりって指導者側それぞれだと思うの。
僕が1番大事にしているのは
「難しい問題を小学生にでもわかるように説明できること」
どんどん高度な定理、公式を用いてより難解な問題へ、こういうこだわりを見せる先生も多数います。
一方で僕みたいに、この問題小学生が解けたら面白いな~、こう考える指導者もいるんですよ、僕自身がバカだったので。
A君もB君も高校2年生で退学、当然、中学3年生で因数分解は学習しているはずなんですが、なんとなく、というレベルまでしか覚えていません。
なので、まあ正負の数の計算も怪しいだろう、そう考え、説明しながら表情見ながら授業は進めました。
使用したのは中学1年生の文字式まで、でしたね、あとは必要ないです。
数学を指導して、本当にいつも思う事があるんです。
例えば関数
なんかね、あたかもここからスタートみたいにほとんどの中学生が解き始めるんです、何の疑いもなく。
僕の頭の中ではあたかも「ここから解きはじめなさい」こういわれているように感じ、その点を不思議に思わないのかな?偉そうじゃない?とかね(笑)
その視点こそ僕は期待しているんですね。
方眼用紙ね、中学生の関数はこの方眼用紙を計算用紙に書けばほとんどの問題は解けます。
公立高校の入試問題レベルなら、全部解けて当たり前になります。
中学数学では(x,y)簡単に言ってしまえば(縦, 横)これは方眼用紙1枚で表せるもんね。
式と方眼用紙???ここに着眼出来たらもっと簡単に解けるのにな、そういう子ども達沢山います。
要は「この子の数学の力、まだまだいける」っていう子ですね。
で、原稿用紙3枚、ここまで要求するのは酷かなっていう気持ちもわかる。
3次元の世界だね。
高校生の関数はこの方眼用紙3枚を頭の中に浮かべればほとんどの問題は解けます。
共通テストのレベルなら全部解けて当たり前になります。
高校数学だと(x,y,z)簡単に言ってしまえば(縦、横、高さ)どうしても方眼用紙3枚必要になる。
式と方眼用紙3枚???これは発想なのかな、もっと簡単に解けるのに、そういう高校生も沢山いるんです。
要は、やはり「この子の数学の力、まだまだいける」っていう高校生。
僕はそれを見抜いて、指導というかコーチングとも言いますけど、誘導する、そんな授業を心掛けています。
なので、授業中に「シーン」という事はないのね。
話を戻して「たすき掛けの因数分解」の解き方の説明を最後に持っていった。
ここね、中学生だったらね「そこをゆっくりと丁寧に教えろや!」だよね。
僕も中学生だったらそういいたくなるな。
でも、ここをゆっくり教えても意味ない、それが僕の指導方針です。
このたすき掛けの因数分解、何回もやり直す先生もいます。
それだけ難しいんだな、頑張ろうな、こういうメッセージ、激励のメッセージ、そう受け止めてな。
でも、僕は、違う考え方をしているのね。
遠回りでも正確に答えだそう!こういう考え方。
定数項の絶対値、同じ符号だったら大きい数になる、異符号だったら小さい数になる。ここに気が付くと何回もやり直す必要がなくなります。
だから、最初に展開から、掛け算して、足して、符号に注意して、あえてそれを入れる、これが僕の授業です。
この説明をしている時間と何回も候補選び出せ~、そしてそれに慣れるまでに演習問題をひたすら解かせる先生、結果は同じです。
展開では「乗法公式覚えてる時間があったらゆっくり一つずつ掛け算していきな」こういう方針です。
これは受験生を指導して、入試が終わりました。
「わぁ~4点、二次方程式の文章題でわぁ~8点、きついな~」
もう取り返しつかないの。
こういう受験生は自分の下からは出さない、僕はそう決めているから、なんです。
必死にこの2問解いてる時間、意味ない、他の問題見直して92点狙いに行った方が全然賢い。
そして、そういう受験生に物凄く申し訳なく思うし、物凄く自分の指導力不足を感じるし、物凄く後悔する。
今回はもう出願期間なので高卒認定試験について書きました。今の学力?関係ないから。
その代わり、やるやらないは自分で決める、その責任は指導者がとる。
受験生と指導者の関係はそれ以上でもそれ以下でもないから。
昨年は19050人がこの試験に挑んだ。
その中で中学校を卒業して、勝負!という子は9079人とついに1万人に迫る勢いを見せた。
約500人増だからね、今年か?来年か?いつ中卒から一気に高卒の資格を得る子が1万人突破となってもおかしくない時代だ。
入学試験じゃないのよ、遠慮いらないのよ、出願者全員合格、これありなのよ。
僕が絶対応援したい子っているんです。
どん底から頂点目指す子
物凄く格好いいと思う。
僕はそういう子に出会いたいんだな。