こんばんは、心象画家の卯月螢です。
HSP気質の繊細な感覚と色彩心理の知識を大切にしながら、画家・色彩心理セラピストとして活動しています。
今週の土曜日は、目黒にてマルシェへの参加を控えています。
これまでココナラでの活動を通じて作り上げてきた「色彩心理と絵」の世界を、直接皆様にお届けできる場所なので、心を込めて準備中です。
そんな今日は、私の中にある補色同士〈赤〉と〈緑〉について、私自身の経験から得た考察をお話ししようと思います。
色彩心理学において、赤は「情熱・行動・怒り」を表し、緑は「自然・リラックス・癒やし」を意味します。
これらは色相環で向かい合う、対照的な色。
私は「赤」が非常に苦手でした。
赤は光の波長が最も長く、強いエネルギーを持つ色です。HSP気質ゆえの過敏さもあってか、あの強烈な発色がどうしても受け入れられず、直感的に避けていたのです。
「赤は疲れる。だから嫌いなのだ」と、長らくそう信じてきました。
一方で、私は緑色が大好きです。
都会の喧騒や人混みで心身が消耗したとき、緑あふれる場所へ逃げ込み、深く呼吸をする。それが、自分を守るための唯一の方法だと感じていたからです。
しかし、色彩心理を通じて自分を見つめ直し、改めて〈色彩〉で気持ちを描くようになってから、一つの衝撃的な事実に気づきました。
「私は、怒りを抑え込むために赤を嫌い、怒れないストレスを緩和するために緑を求めていたのではないか?」
潜在意識のワークに取り組むまで、私は自分が「怒りを抱えやすい人間だ」などとは夢にも思っていませんでした。
むしろ、いつからか感情を表に出すことを苦手とし、怒るどころか、自分の心はどこか希薄なのではないかと心配していたほどでした。
しかし、両親への想いや自身の孤独と深く向き合う中で、自分の中に「マグマのような強烈な怒り」が眠っていることを受け入れることになったのです。
私は、他者の感情を察してしまう気質ゆえに、自分の激情をずっと押し殺して生きてきたようなのです。
行動的で情熱的、そして時に激情を抱える自分。
当時の私にとって、その自分を認めることはあまりに恐ろしいことだったように想像します。だからこそ、心は無意識に「赤(激しい情熱や怒り)」を排除し、反対に感情を静める「緑(リラックス)」を過剰に意識することで、バランスを保とうとしていたのかもしれません。
最近の私は・・・自分が「怒りやすい性格」であることを受け入れました。
些細なモヤモヤを感じたときも、「ああ、今、自分は怒っているのだな」と、その感情を否定せず認識するようにしています。
そうやって「怒り」をしっかり認識できるようになると、不思議なことに、散歩をして緑に触れたり、少し休息を取ったりといった「予防」が、以前よりずっとうまくできるようになったのです。
これはあくまで私の経験則ですが、この気づきのおかげで、ずっと背負っていた心の重りが少しだけ軽くなったのを感じています。
「色」は、心の鏡です。
自分の中の激しい感情も、穏やかな癒やしも、すべて自分の断片であると受け入れること。
そうして自分の全てを愛せたとき、心の色はもっと自由に、もっと鮮やかに広がるのではないのかと実感している毎日です。
週末のマルシェでも、そんな色彩の奥深さと、ご自身の心の色を大切にするヒントをお届けできればと考えています。
※赤い夕日と心の傷を描いた作品
少しソワソワする色があったらどうしてその色が気になるか、心に留めておくのも良いかもしれません。それがどんな感情だとしても、その色はあなたの人生を後押ししてくれるメッセージが込められているからです。
あなたの心を一番落ち着かせてくれる色は、今日、何色でしょうか?
感じたその色を気持ちを大切にしてくださいね。
▼心の色を形にする色彩心理メッセージアート
▼デスクや身近な場所における心象画(10㎝角)
オーダー心象画は他に、18㎝角・15㎝丸キャンバス・20cm丸キャンバスとございます。
商品ページまたはポートフォリオをご覧くださいませ。