現役営業事務が語る“商品別売上数量の推移表が教えてくれること

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ビジネス・マーケティング
セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで30年間、営業事務として働いています。

ココナラで「Amazonセラーの月次売上管理資料の作成」をお手伝いするサービスを提供しています。
また以前、

• コンバージョン率(https://coconala.com/blogs/5772362/728776

といった指標から、「売上数量の推移を知る大切さ」を書きました。
今回はその続編として、
「売上数量の推移から何がわかるのか」にお話ししたいと思います。

商品別・月別に売上を見える化してみよう

実際に商品別の売上数量を月別に並べた資料を作ってみると、
状況が一気に「一目瞭然」になります。
感覚ではなく、数字で現状を把握する第一歩です。

■売上数量を見ると、商品はこう分類できる

毎月安定して売れている商品
→ 適正在庫を把握し、その数量をキープ
→ 余分な在庫を減らすことで、在庫保管料の改善につながります

売れる月・売れない月が混在している商品
→ 売れている月の「理由」を確認
(SALE、広告、外部要因、季節商品の影響など)
→ その理由に合わせて在庫の持ち方を見直す

ほとんど売れていない商品
→ 今後も扱うか、やめるかの判断材料に
要見直し商品として整理

さらに一歩進めて「利益」を見える化する

売上数量だけでなく、以下の数字も加えてみましょう。

売上金額 = 売上数量 × 売上単価
• 売上原価 = 売上数量 × 仕入単価

この2つを出すことで、
**商品別の粗利(売上金額 − 売上原価)**が見えてきます。

ここまで来ると、ようやく
**商品の「本当の姿」**が数字として表れてきます。

■粗利が商品の「本当の姿」

毎月しっかり黒字の商品
→ 非常に優秀、会社の屋台骨
→ 今後も主力商品として育てていきたい存在

毎月赤字の商品
→ 販売価格が安すぎる可能性あり
ただし、
• 商品・ブランドの認知向上
• 集客目的
など、意図的に赤字で販売している場合は問題ありません
その場合は、
• その赤字を別の商品で補填できているのか
• 補填している商品の売上をどう伸ばすか
を考えることがポイントです。

黒字の月と赤字の月が混在している商品
→ SALEが利益を圧迫していないか要チェック

ちなみに Amazon の場合、抽出される売上金額は「実売上金額」です。
そのため、

• 上記の計算式で算出した売上金額(売上単価=通常単価)
• Amazonから抽出した売上金額

この差額=SALEによる値引き額になります。
ここを明らかにし、SALEの頻度や値引き率、SALE商品の見直しなどを行うことが私はとても重要だと考えています。

■数字が見えると、次の判断がしやすくなる

この分析をもとに、次のような判断ができるようになります。

• 黒字商品は、赤字商品を帳消しにできるほど利益を生み出しているか
• 赤字商品は、利益は出なくても「集客」「宣伝」として意味のある売れ方をしているか
• すでに役割を終えている商品はないか

つまり、次の一手を考える材料が揃うということです。

■感覚から数字へ。まずは表を作るだけでいい

「なんとなく売れている」
「たぶん利益は出ているはず」

そんな感覚から一歩離れて、
数字で確認するだけで、
経営や売り方の改善ポイントは驚くほど見えてきます。

まずは、 商品別・月別の売上表を作ること
ここから始めてみてはいかがでしょうか。

(追記)
今までの話を、もう少し掘り下げた内容を熱く語りました。
売れない商品、利益について悩んでる方への助け船となれば幸いです。

私は、Amazonセラー様向けに
「売上数量・広告・経費・利益」を一つにまとめた
月次管理資料の作成をサポートしています。

感覚ではなく、数字で判断したい方は、ぜひ一度ご相談ください。
現在の資料を拝見して、改善ポイントを簡単にお伝えすること等の無料相談も可能です(お問合せからどうぞ)


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