現役営業事務が語る“在庫回転の重要度”

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ビジネス・マーケティング
セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで30年間、営業事務として働いています。

ココナラで「Amazonセラーの月次売上管理資料の作成」をお手伝いするサービスを提供しています。
日々“X”でも情報発信をしているのですが、先日こんなコメントをいただきました。

「セラー分析で見落とされがちなのが「利益率の月次推移 × 在庫回転率」の組み合わせ指標です。売上が伸びていても在庫回転が遅い場合、FBA保管料が利益を圧迫するパターンが多い。特に季節商品は90日を超えた在庫のコスト試算を可視化するだけで、仕入れ判断の精度が大きく変わります。」

正直、「ん?難しい…」と思ったので、ChatGPTに要約してもらいました。

「売上だけでなく、「利益率の推移」と「在庫回転率」を組み合わせて分析することが重要。回転が遅いとFBA保管料で利益が圧迫されるため、特に季節商品は90日超在庫のコストを可視化すると仕入れ判断の精度が向上する。」

まさにその通りです。

■在庫回転は利益を守るカギ

どれだけ売上が伸びても、利益が伴わなければ意味がありません。
在庫が長期間残れば保管料は増え、商品自体も劣化します。
食品のように期限があるものはもちろん、
ビニール包装の商品も、夏場の高温多湿で劣化が進むことがあります。
日本の夏は本当に侮れません。

さらに、Amazonは2026年4月から手数料が改定され、多くのカテゴリーで手数料が上がりました。
• 販売手数料
• FBA配送代行手数料
これらは“必要経費”であり、こちらの努力では下げられません。
しかし、
• FBA在庫保管手数料
• 長期在庫手数料
これらは、在庫管理の工夫次第で確実に下げることができると私は断言します。

■なにを把握するのか

一般的に「在庫回転率」は1か月の売上数量の60%が適正と言われています。
しかし、先ほどのコメントにもあるように、季節商品は月ごとに売上数量が大きく変動します。
そして私の経験上、ほとんどの商品が季節と連動していると感じています。
では、それをどう把握し、どう分析するのか。
ポイントは以下の通りです。

• 毎月の商品ごとの売上数量を把握する
• その売上がSALEによるものか、通常価格で売れたものかを区別する
• SALEなしでもよく売れる月=その商品の“売れる月”
• 売れる月がわかれば、その月の“適正在庫”が見えてくる

ここまで把握できると、在庫の持ち方が大きく変わります。

とはいえ、仕入れには現実的な制約があります。
• まとめ買いで単価が下がる
• 契約上、一定数量以上の発注が必要
こうした事情は誰にでもあります。

■適正な「在庫回転率」の保ち方

その場合は、保管料の安い場所に一時保管するという選択肢があります。
例えば、上記から算出した適正在庫量をFBAに補充し、それ以上の在庫はレンタル倉庫等”他の場所”に置く方法です。
このとき”他の場所”に費用が発生するとき、重要なことは、

• レンタル倉庫等の保管料
• FBA保管手数料
• どちらにどれだけ置くのが費用として最適か

これらを月ごとに費用として算出し、比較することです。

在庫管理は、どの会社も注力している仕事です。
だからこそ「感覚」ではなく「数字」で判断しなければいけません。
そのためには、月次の売上管理資料が大きな武器になります。

資料について悩みなどがありましたら、こちらの「出品者に質問」からお問い合わせください。無料で答えられる範囲で相談にのります。

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