現役営業事務が語る“相談相手”

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コラム
セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで営業事務として30年間働いています。
同じ会社で長く勤めていると、上司の依頼について「これ、本当に大丈夫?」と迷う場面に出会うことがあります。
今回のブログでは、そんなときの「相談相手」 について書いてみたいと思います。

所属部署による営業事務の違い

営業事務がどの部署に所属するかは、企業規模や組織体制によって異なります。
代表的なのは次の2つです。

• 受注センター
• 営業部門

■ 受注センターの場合

大企業に多く見られる形態で、派遣社員・契約社員などが、
明確に定義された営業事務業務を担当しています。
所属長は、営業事務の業務全体を管理する社員が務めるケースが一般的です。

営業と営業事務の部署がはっきり分かれているため、業務依頼は上長を通すなど
「他部署へ依頼する」という明確な線引きが存在します。
派遣社員の立場もあるため、体制としても厳密に運用されていることが多いでしょう。

■ 営業部門に営業事務が所属する場合

この場合、営業事務の上司は営業担当者の上司であり、
営業事務の業務は社員が担当するケースが多く見られます。
組織上「営業の補佐」という位置づけが強く、
営業担当者から気軽に業務依頼を受けることも珍しくありません。
この“気軽さ” は一見メリットですが、実はトラブルの火種になることがあります。
よくあるトラブル例は次の2つです。

1. 法令順守に抵触する可能性を理解しないまま依頼・対応してしまうケース
→ 若手同士によく起こりやすく、上司確認で回避できることが多い。
2. 数字(売上・目標)を追うあまり、法令順守がおろそかになり無理な依頼が飛ぶケース
→ 営業上司が起こしやすく、経験が浅いと判断が非常に難しい。

営業部門は取引先と近い分、判断ミスがダイレクトに会社のリスクになるため、
この2つのケースは営業事務側のモヤモヤや不安が蓄積しやすいケースでもあります。

■ 困ったとき、誰に相談すべきか?

「これ…数字のためにやっていいの?」
そんなグレーな依頼ほど、相談先に迷うものです。
本来であれば、上司に相談するのが基本です。
ですが、2の場合

• 立場や年齢の差が大きいと、正直言いづらい
• 目標数字を背負っている上司ほど、相談しにくい
• コンプライアンス窓口は「ハラスメント」のイメージが強く、ハードルが高い

と感じられるものです。

■ 営業事務のもうひとつの“相談相手”は…「経理部」

意外に思われるかもしれませんが、私はそういうときは「経理部」に相談し、事なきを得てきました。
なぜ「経理部」なのか、理由はシンプルです。

• 経理部は、会社のお金の流れを正しく管理している
• 税金の申告に関わるため、法令にも強い
• 正しい処理かどうか、最も明確に判断できる部署

営業部門にいると、どうしても目標の数字達成が最優先になりがちですが、
経理は「会社として正しいか?」を基準に判断してくれます。
営業事務にとって、経理部は頼もしい相談相手です。

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